西武に暗雲…先発したい平良海馬と中継ぎ求める球団それぞれの言い分 起用方針の相違でサイン保留
平良は2019年から4年間、中継ぎとして活躍。22年には34ホールドで最優秀中継ぎに輝いた。先発転向した昨季は11勝7敗、防御率2.40の好成績を挙げたものの、今季はケガで春先に離脱。一軍復帰した8月以降はリリーフとして起用された。
来季も中継ぎのままなら、メジャーに対して先発投手としてアピールできなくなる。西武の先輩である菊池雄星がエンゼルスと3年総額約95億円、今永昇太もカブスと5年総額約116億円で契約したように、先発の方が大型契約を結ぶチャンスは広がる。基本は先発で、中継ぎもできればなおさらだ。西武への譲渡金は増えるかもしれない。
会見では「(先発か中継ぎか)配置が決まらないとサインができない」と話した平良。それぞれの思惑がある以上、交渉は平行線をたどりそうな雲行きだ。
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記事本文中にもあるように、平良の根底には「球団への恩返し」という考えがある。いったいどういうことか。日刊ゲンダイの直撃に対し、明け透けに吐露した本音とは。
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