西武はFA封印→まさかの「ビシエド狙い」に方針転換?埼玉出身の阪神・原口文仁はトホホ

公開日: 更新日:

 ハシゴを外されてしまった。

 阪神の大山を始め、9人がFA宣言をした今オフ。今季、どん底の最下位に沈んだ西武も獲得に乗り出すかと思われていたが、あにはからんや、FA戦線には手を出さないという。

 昨18日には潮崎スカウトディレクターが「今のところ、動きはありません。(FA市場への参加は)しないと思います」と明言している。

 球団OBが言う。

「一部では『他球団を油断させるためのブラフではないか?』と見る向きもあるが、FA選手を獲得する気がないのは事実のようです。当初は阪神の原口文仁(32)に興味を示し、水面下で調査を進めていた。原口は『代打の切り札』という立ち位置をよしとせず、レギュラーとして勝負したい。西武はソフトバンクにFA移籍した山川の後の一塁が固定できず、苦労している。補強ポイントとも合致する原口が埼玉出身ということもあり、西武入りで決まり、と言われていたんですが……」

 原口は年俸3100万円のCランク。補強はしたい、でも資金力に難のある西武にとってはうってつけのはずだったが、ここにきて方針転換である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  1. 6

    血税が国民民主党の「ホテル代112万円」に消えた…“浮かれ不倫”玉木雄一郎代表に問われる説明責任

  2. 7

    国民民主党・玉木代表が元グラドルとの隠密不倫を認め陳謝…会見で“勝負ネクタイ”消え、目もうつろ

  3. 8

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  4. 9

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  5. 10

    発掘! 国民民主・玉木代表がハマった“元グラドル観光大使”小泉みゆきの過激ボディー