介護
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自宅看取りは「在宅診療」と「介護」でこう変わった 家族の大きな負担は過去の常識
この10年で在宅診療所の数は大きく増えている。にもかかわらず、「基本は病院看取り」のイメージは変わらない。それは「自宅看取りは家族の負担が大きい」との過去の思いが固定化されているからではないか? 毎年200人以上の自宅看取りを行う「...
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前立腺がんの80代男性「自力でトイレに行きたい」と自宅療養を選択
ADLは「Activities of Daily Living」の略称で、日本語では「日常生活動作」といいます。つまりは、日常生活を送るために必要な日常的な動作のことです。 具体的には、食事、排泄、入浴、更衣、家事、社会活動...
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在宅診療を受けるにはいくらかかるのか…すべて保険適用の医療行為
「在宅診療はお金がかかる」という話は本当か。年間200人超の看取りを行う「しろひげ在宅診療所」(東京・江戸川区)の山中光茂院長に聞いた。 ◇ ◇ ◇ 「医療には『自費診療』制度があり、美容外科や歯科医療などでは一部公...
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悲劇を生まないために「延命」「緩和」の意味を知っておく 在宅診療の名医が語る
患者の死期が近づくと、医師や家族が「延命」や「緩和」を口にする。しかし、その意味を十分理解しないと、患者はもちろん、その家族にとって看取(みと)りが苦痛になりかねない。1000人の在宅患者を抱え、毎年200人の看取りを行う「しろひげ...
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夫を自宅で看取った80代女性「自分も自宅で旅立ちたい」
最期を自宅で迎えたい。しかし一人暮らしで、看病をしてくれる子供や親族が近くに住んでいない、あるいはそう頻繁に通って来られるわけではない。これでは、在宅医療を受けるのは難しいだろう--。そう思っている人も多いのではないでしょうか? ...
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地元の病院で治療を受けていたが、次女家族が暮らす東京へ
在宅医療とは、自宅などで受けられる医療のこと。病院で受けられる外来医療、入院医療に次ぐ第3の医療です。 在宅医療はさらに2つに分かれます。それは、「往診」と「訪問診療」です。往診は、医師が診療上、必要であると判断した時に予定...
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やがてくる死、101歳女性の静かな覚悟「来年は遠い空の彼方からすてきな声を聞かせて」
5年間、デイサービスで働いてきた。これまですんでいた出版業界とは異なる人との出会いが、生涯の宝物となった。最後に、デイサービスという職場に身を置いたからこそ体験できた話を紹介したい。 主人公は高橋千絵さん、つい最近、101歳...
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「その気がなくて…」ヘルパーの色仕掛けをシャットアウトした男性の賢い対応
午前9時45分が、池端史郎さんのお迎え時刻だ。 その時刻に、僕が運転するワンボックスカーを家の前に止める。添乗員の小池さんが車から降り、玄関のベルを鳴らす。2、3分して池端さんは、男性ホームヘルパーに付き添われて車に乗り込む...
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コロナ禍で介護崩壊の危機 自宅で母を看取った当事者語る
終末期の親を見送る家族の風景がガラリ一変している。老人ホームや病院は面会禁止で、やむを得ず自宅に引き取るケースが増えている。緊急事態宣言下に母を見送った国士舘大学講師の安重千代子さんもそのひとりだ。 ◇ ◇ ◇ ...
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「近所付き合い」に長寿の秘訣 介護や死亡のリスクが低下
健康寿命を延ばしたいなら、「ご近所付き合い」を積極的にしたほうがいい。 筑波大などの研究チームが滋賀県米原市と協力し、市内の65歳以上の高齢者6603人を対象に行動の活発さと要介護度の関連を調査。6年間にわたって追跡したとこ...