明石家さんま
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(19)プライベートは30年続くオーストラリアの別荘での“強化合宿”
プライベートも一緒に過ごすようになったさんまさんとの日々の一部をここに披歴しよう。あれは「恋のから騒ぎ」が始まって2年ほど後の10月下旬のことであったと思う。麹町のGスタで収録の合間にさんまさんが聞いてきた。 「菅君と吉川君、...
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(18)菅君から企画書が来ると思うんやけど、オイラはOKだと言うといて
さんまさんに西麻布で「火曜20時出演OKの了承」が取れた後、主に「恋のから騒ぎ」のスタッフと菅さんと手堅い確かな仕事で知られる小川通仁ディレクターと作家の大岩賞介氏と確か麹町の日テレ・第1別館A室で会議が行われた。私は少し遅刻して席...
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(17)「踊る!さんま御殿!!」誕生秘話…「恋から」男性タレントスペシャルが導火線に
この時のリベンジとでも言える「恋のから騒ぎ」DNAを受け継いだ姉妹番組「踊る!さんま御殿!!」が1997年に誕生した。2022年10月には「祝!25周年さんま御殿」という特別番組が放映された。一つの番組が25年続くのは、この業界では...
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(16)「恋から」番組終了の真実…自動車メーカーのスポンサーが降りて儲からない枠に
2011年3月。東日本大震災の直後にこの番組は17年間の役割を終えた。 1994年の「恋から」開始時にはバブル後期で「おじさんと自家用ジェットで九州にゴルフへ行った」とか「おじさんに西麻布の億ション」を買ってもらったとか豪勢...
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(15)塩村あやか参議院議員は「恋から」OG…14期生としてMVP獲得も
今は参議院議員になった塩村あやかさんは「恋から」14期生としてMVPを獲得した。確か都議会議員になったころだろうと思う。さんまさんの楽屋で“あの塩村あやか”さんが都議会議員になった、という話をしていた。スタッフの誰かが、 「あ...
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(14)風俗嬢が恋からメンバーに!? さんまさんは「で、どやった?楽しんだ?」
「恋のから騒ぎ」の露出度による効果は絶大で、卒業後には小林麻耶・麻央らのキャスター・アナウンサーや気象予報士、AV女優やお笑いタレント、果ては国会議員になる女性まで現れた。女性たちをひな壇に座らせ1列目にはしゃべりがイマイチでも見た目...
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(13)一般人に戻った“恋から”卒業生「さんまさんが夢の中で『ホンで?ホンで?』と聞いてくる」
ある日、明石家さんまが楽屋でスタッフに言った。 「ところでみんな、A君に感謝せなあかんで~。あの『アイラブユー電話』がなければこんな長く続かんかったでぇ~」 それはまさに正鵠を得た優しい明石家さんまの指摘だった。 ...
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(12)“恋から”卒業制度誕生のウラに「アイラブユー」を電話で歌う男
1994年に始まった番組は徐々に勢いを増し、その年の秋には裏番組のフジテレビ(関西テレビ)のテリー伊藤演出の超人気番組「ねるとん紅鯨団」を軽々抜いて20%に達しようとしていた。 「恋のから騒ぎ」開始の年の秋、まさに偶然の事件が...
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(11)最終オーディションで島田律子さんを絶賛「緊張感とやる気がある証拠」
「アイドル的な人気があったが結婚してから人気が落ちた」などと酷いことを言われていたさんまさんも大竹しのぶさんと離婚し、独身男となっていたその1年半後の頃の話である。 ある大手自動車会社がさんまさんと日テレで番組をやりたいという...
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(10)誘われたテニスで空振りすると「話が違うがな~」と爆笑された
さんまさんと1年間「イッチョカミでやんす」という番組を担当したわれわれ日テレ3人組は、すっかり“明石家さんま依存症”になってしまった。何かさんまさんと一緒に時間を過ごすだけでウキウキと楽しくなってしまうのだ。 ある日さんまさ...
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(9)美人女子アナに「私が嫌いな男」を語らせると目の色が変わったさんまさん
「恋から」が始まるきっかけとなった番組は1992年のあるスペシャル番組だった。フジテレビでビートたけしと明石家さんまが「ひょうきん族」で共演していた頃からもう5年以上共演がほぼなかった頃だ。「世界まる見え!テレビ特捜部」がその頃始まり...
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(8)独身に戻ったさんまさん宅で夜な夜な食事会「毎日やろかぁ~」
1988年に結婚したさんまさんと大竹しのぶさんとの間に「いまるちゃん」が生まれた時も世田谷の産院の前で小杉さんと私が待機して、写真誌などに写真を撮られないように不動産屋で落成式などに使う紅白幕を借りてきて車に乗る姿を隠したり、92年...
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新フジ月9「真夏のシンデレラ」盛り上がりイマイチ ヒットの方程式“恋愛群像劇”は時代遅れ?
《視聴率とれる人がいないような気が…》《この設定だと恐らく見る人いないかも》 前評判はあまり良くないようだ。7月からフジテレビ系「月9」枠で放送予定のテレビドラマ「真夏のシンデレラ」。俳優の森七菜(21)と間宮祥太朗(29)が...
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(7)西麻布のカフェに設置した800万円のセット 本番直前に「あ、それ、要らんわ」
ようやく、さんまさんに認めてもらえる立場になり、ついに“日テレ3人組”はさんまさんにあるカフェに呼び出された。 「君たち。番組をやりたいんやろ。何がやりたいねん?」 と言うので恐る恐る一応用意しておいた企画書のようなも...
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(6)「フジは家庭用小型サウナ…そうや、日テレはプールやね」収録中のひと言に途方に暮れた
後の“T部長”こと土屋敏男は他局のスタジオに忍び込み、本番が終わると夜な夜なターゲットの出演者たちと飯を食い、酒を飲み、朝まで雑談をする。一方で明石家さんまは「オレたちひょうきん族」で“タケちゃんマン”ことビートたけしと対等に伍して...
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(5)「戦争には実弾が必要だ」編成部長が着手した日テレ大改造
当時「さんまさんの『いいとも』のトークには台本がある」と言ってくるスタッフや放送作家もたくさんいたが、“突然現れた笑いの天才による臨機応変のフリートーク”だったからこそあの面白さが出たのは間違いないし、今でもさんまさんのその能力がほ...
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(4)明石家さんまが私に語った「笑いは“緊張”とその“緩和”」
日本テレビは創業者の正力松太郎が没した1969年当時、11億円(現在だと110億円ぐらいと思われる)もの莫大な粉飾決算を出した。これにより6年もの長い間、新入社員を採用できなかったのである。だから「オレたちひょうきん族」や「なるほど...
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(3)日テレはさんまにふさわしい企画も演出家もあてがうことができず…
最近、ウィキペディアなどの番組についての情報を見ていると、かなりの誤謬・間違いを見つけることがある。今回はいろいろな方々にも確かめて、できるだけ正確に明石家さんまと私たち日本テレビのスタッフとの歴史を書きたい。そしてそれは決して平坦...
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(2)楽屋に娘の進路報告に行ったら「ほな、遊び過ぎで日本から“島流し”やね」と笑ってくれた
さんまさんはオーストラリアの東海岸に別荘を持っている。超人気芸能人にしてはこぢんまりした上品な別荘で、年末年始はこの別荘で芸人仲間や仲のいいスタッフたちと過ごすのが定番になっているのはご本人がテレビで語っている通りである。 ...
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(1)「おう、さんまや」の電話をイタズラと勘違い 大物芸人の人懐こい性格にびっくり
あれは1992年ごろの日曜の午後2時だった。「世界まる見え!テレビ特捜部」の編集作業で土曜の朝から日曜の朝まで24時間編集作業をして、自宅マンションでぐったりと寝ている時だった。 まだ携帯電話もほとんど普及していない頃、遠く...
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明石家さんま 大竹しのぶとの“愛の巣”がバブル崩壊で大損も…都心超一等地の自宅ビルで大リベンジ!
タレントの明石家さんま(67)が、19日放送の「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)で、自らがこれまで所有してきた不動産について語った。さんまといえば、自身もたびたびネタにしているのが、ドラマ「男女七人秋物語」(TBS系)で共演し...
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木村拓哉「教場0」初回12.1%は好発進なのか? コアなキムタクファン離れを指摘する声も
いよいよ10日にスタートした木村拓哉(50)主演のフジテレビ月9ドラマ「風間公親―教場0―」の初回平均世帯視聴率が12.1%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)だったことで、業界内外がザワついている。 「さすがはキムタク。今年スタ...
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日テレ「さんま御殿」NHKアナ大量出演は“青田買い”か? 夢の競演に隠された別の思惑
「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)で14日、「NHK×日テレ アナウンサーが夢の競演SP」と題して、日本テレビとNHKの現役アナウンサー総勢12人が一堂に出演し話題となっている。 これは「テレビ放送70年 NHK×日テレ...
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「タモリ倶楽部」まで店じまい…“生きるレジェンド”お笑いBIG3の後継者は生まれるのか
タレントのタモリ(77)が司会を務める深夜の名物番組「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)が3月いっぱいで、40年の歴史に幕を下ろすことになった。 1982年スタート。ザ・ロイヤル・ティーンズの軽快な「Short Shorts」の...
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彼氏と車で駐車場を出たとたんカメラマンやマイクに囲まれて…
さんまちゃんと同じマンションに住んでいたのは、ちょうど「男女7人夏物語」が放送されていた頃じゃないかな。 なんでも視聴率30%とか、たたき出していたわけでしょう。そりゃあ日本中が大注目しているドラマと言っても過言ではないわよ...
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福田麻貴が神田愛花に仕掛けた「関西大と学習院大 どちらが上?」に《そこライバルか?》の声
大学受験シーズンが終わりつつある中、「受験を勝ち抜いた有名人」というテーマでゲストのタレントが自身の体験を話したのが、21日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)。 「学習院と関西大学はどっちが上か、いったんハッキリさ...
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若き日のさんまちゃんにいたずら 楽屋で「こんな女の子を連れ込んだでしょ?」と囁くと…
昔、関西の方で凄く人気になっている芸人さんがいて、野球選手のモノマネをするらしいって。それが若い頃のさんまちゃん。アタシのまわりでも評判になっていました。 でもアタシは、モノマネよりもしゃべりがうまいんだから、そっちに専念し...
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明石家さんまや松本人志の「頭の回転の速さ」を盗め!NSC講師・本多正識さんが秘訣を伝授
あるテレビ番組で、人間の脳は出会ってわずか0.5秒で恋人枠か、友人枠かを判断するという話になった。出演者一同が「ヘ~」となる中、司会の明石家さんまは「広末涼子は(恋する)5秒前には判断しとるからね。脳科学を超えとる」と切り返し、大爆...
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草彅剛 カンテレドラマで「地上波復活」のノロシ…明石家さんまとの“サシトーク”も後押し
来年1月16日から、草彅剛(48)主演ドラマ「罠の戦争」(カンテレ・フジテレビ系)が放映される。復讐をテーマに掲げた2015年の「銭の戦争」、17年の「嘘の戦争」に次ぐシリーズ第3弾が、草彅の“地上波復帰”となる。 番組宣伝...
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“話芸”の神田愛花を巡るし烈な争奪戦!ブレークの陰に夫・バナナマン日村の「内助の功」
元NHKの看板アナかつ人気お笑いコンビ「バナナマン」の日村勇紀(50)の妻として知られる神田愛花(42)が、いまになってブレーク期を迎えている。古巣のNHKを筆頭に民放各局が争奪戦を展開しているのだという。 まず先鞭をつけた...