木村拓哉「教場0」初回12.1%は好発進なのか? コアなキムタクファン離れを指摘する声も
いよいよ10日にスタートした木村拓哉(50)主演のフジテレビ月9ドラマ「風間公親―教場0―」の初回平均世帯視聴率が12.1%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)だったことで、業界内外がザワついている。
「さすがはキムタク。今年スタートした民放の連ドラの中では一番の数字ですし、とりあえず2ケタ発進で関係者は胸を撫で下ろしています」(制作会社関係者)
ネット上には《今のご時世10%取れたら上出来》《普通に面白かった》などとエールを送る声が多数ある一方で、《キムタクが出てるのに思ったより低い》《宣伝とかバンバンして、出演者も豪華だったから15%くらいはいくかと思った》などと首をかしげる向きも……。テレビ誌編集者がこう言う。
「キムタク主演で最高視聴率36.7%を取った月9『ロングバケーション』の放送からもう27年。キムタクのコアなファンは今の40代が中心で、リアルタイムで視聴する層とも比較的被っています。なのでキムタクドラマは、若者の支持が多い連ドラより世帯視聴率は高めに出がちで、実際、2020年の正月に特番で放送された『教場』は、前後編とも15%超えだった。それが12%というのは、フジテレビとしてもビミョーなところでしょう。当初は新鮮だったキムタクの風間公親にも見飽きたコアなファンが離れてしまった可能性も考えられます」