投資
-
「ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ」はメタボロミクスの雄
山形県鶴岡市に本社を構えるヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(HMT.6090)。「メタボ」という響きは「肥満」を連想させるが、同社が手掛けているのは「メタボローム解析」あるいは「メタボロミクス」。 慶応義塾大学で開発...
-
NISAはタイムカプセルだ! 株価下落で解約増だが、やめてはもったいない
「山で遭難したら登るのが原則」 助かる確率が高まるからだ。専門家はそう説明する。確かにこのまま下っても、安全に下山できるとは限らない。崖や滝にぶつかり、八方ふさがりとなるケースもあるからだ。 ただ、実際に遭難したことの...
-
「北海道電力」1カ月間で株価50%アップ! 電力需要急増で再上昇の波が来る
米国某誌によれば、グーグル、アップル、メタ、マイクロソフトの5社は、昨年4000億ドルの投資をし、うち半分はR&Dに使用。2017年の710億ドル、2020年の1270億ドルから急増させている。つれて米国の労働生産性が、昨年後半だけ...
-
乳原料などの専門商社「ラクト・ジャパン」は筋トレブームと“チー牛”が追い風
ゴールデンウイークで3週間ぶりのこのコラムですが、その間の日経平均株価はリバウンド相場となり、3万8000円台を回復しました。東証グロース250指数は安値圏でのもみ合い相場ですが、そろそろ上方向に動きだしそうです。 今週15...
-
米大統領選で株価はどう動くのか? 経験則を調べてみると…
米大統領選が半年後に迫った。「大統領選の年は米国株は堅調」と巷間言われるが、本当なのか。経験則を調べてみた。 まず1970年から2023年までの米大統領4年サイクル(①中間選挙年②選挙前年③大統領選挙年④選挙翌年)ごとに、ダ...
-
“為替介入”には限界がある…「超円安時代」の賢い資産防衛術
円安はどうなる? 新NISA(少額投資非課税制度)を始めたばかりの投資初心者は気が気じゃない。はやりの投資信託「オルカン」(オールカントリー=世界の株式に投資)や米国株への投資をスタートさせたのはいいけど想定外の円安が直撃。この先、...
-
FXのスワップポイントが米ドル預金より有利と再注目浴びる 問題は為替変動
FX(外国為替証拠金取引)のスワップポイントが再び注目を集めている。スワップポイントは、外貨預金の利息のようなもので、金利の低い通貨で金利の高い通貨を買ったときに受け取れる。たとえば、円よりも米ドルのほうが金利は高いので、円で米ドル...
-
「スポーツフィールド」体育会系の就職支援に特化
市場では頭で考えた相場観が支配的だ。しかし相場観は体で感じる部分が多い。「ここで打てる。ここで得点できる」というのは頭ではなく体で感じて頭脳が反応するもの。その意味ではスポーツは情勢分析や未来推論などで実は株式投資にも役立つのではな...
-
「金」相場は歴史的な高騰に沸くけれど…次なる投資先に銀・プラチナはアリ?
フィーバーはどこまで続くか──。 金の価格は当分、高値圏での取引が続きそうだ。今年の2月下旬以降、史上最高値を相次いで更新しており、中東情勢の緊迫化や、中国の買いが相場を押し上げたことが背景にある。8日時点で、田中貴金属工業...
-
世の中は不条理だらけ…経済指標は良好なのに株価が下がるのはナゼ?
「まる子、ずる~い。私にもお小遣いちょうだ~い!」 お姉ちゃんが友蔵に向かって訴える。 「お姉ちゃんは、まだ、お年玉が残っているから大丈夫じゃろ。でも、まる子は全部使っちゃったんで、少しあげたんじゃよ」 世の中は...
-
円安局面でも比較的安心? 「ドル建てMMF」で資産を守る
当連載では、昨年10月にドル建てMMFを推奨したが、読者の一部からは株式投資から逸脱しているとのお叱りもあった。しかし、当時の円ドルは1ドル=149円10銭前後で、為替面でも悪くない推奨だったと思われる。 当連載は、主に日本...
-
インフレは怖いけど「投資をしなければ損はしない」SNS型投資詐欺に振り回されるな!
「3万円払ってください。24時間でAI(人工知能)が1億円にします」 こんなバカな話を信じる人がいるのだろうか。でも、「3万円くらいなら捨てたつもりで賭けてみるか」──そう気軽に考える人はいるだろう。 でも、冷静になっ...
-
「しまむら」“田舎の衣料品店”の価値がグーンとアップ中!株価が大変身を遂げる可能性も
オックスフォード大学の世界幸福度ランキングを見ると、スイスは143カ国中の9位だが、若者の幸福度は過去15年低下している。米国は23位だが、1980年以降に生まれた人々は、今や"最も不幸な年齢層"と認識しているようで、2012年の調...
-
「ファーストアカウンティング」経理特化型AIでシェア拡大
さまざまな材料が株式市場には去来する。そして人は他者よりも早くその材料に対応しようとする。「誰よりも早く」というのは株式市場の因習のようなものだ。 でもそれは本当に正しい行動なのだろうか。少しだけ早く行動したからといって、必...
-
株価低迷気味のいまこそ“1株投資”に挑戦!「ようやく買い時」とプロ、年内日経平均4万5000円がターゲット
株価はどうなるのか? 新NISAで盛り上がっていた株式市場は、このところ精彩を欠く。日経平均は4万円を大きく割り込む水準でウロウロし、年初にNISAをスタートした投資家からは「早くも含み損になっている」との嘆きが聞こえてくる。こんな...
-
気軽にトレードできる日経平均「先物」で勝負してみますか?
「やっぱり俺はミニが好きだな~」 「いやいや、ミニよりマイクロだよ」 そんなお父さんたちが喜びそうな話題だが、勘違いしてはいけない。これは「先物」の話である。 「先物」っていうと、一般の人には「敷居が高い」と思われ...
-
北海道経済ブーム続く「北洋銀行」マネーは引き続き北へ向う!
昨年から当連載で紹介してきた北海道地盤のクワザワ(8104)の株価が倍以上になり、PBR(株価純資産倍率)も1倍を超えてきた。読者から、利益確定したほうが良いのか訊かれているが、まだ勢いは残っているように感じられ、ここらかは少しづつ...
-
観光施設に特化した人材サービス「ダイブ」リゾートバイトで人生をやり直してみませんか?
先週は、イラン・イスラエル紛争による中東情勢の悪化と、海外半導体製造装置大手企業の悪決算で半導体関連銘柄が売られたことから、日経平均株価は一時3万7000円を割り込むなど、軟調展開が続きました。 また、東証グロース市場250...
-
日本証券取引所グループ(JPX)は1年で株価が2倍に…快進撃は意外と知られていない?
このところ日経平均株価は米国の事情で調整局面に入っているが、先月までの株式市場の好調を象徴する銘柄の話をしたい。東京証券取引所などを傘下に持つ日本取引所グループ(JPX)だ。東証プライム市場に上場するJPXは、3月27日に4344円...
-
注目を集めるベトナム投資 株価指数は10年で約2倍に…個人で投資するならどんな方法が?
半導体関連株には、過熱感が見られるものの、生成AIブームなどによって、半導体需要は今後も成長が見込まれている。 年平均10%成長し、2030年には市場規模が1兆米ドルに達するとの予測もある。その中で半導体の生産には、設計から...
-
「Zenken」は人材紹介と語学教育を通じて生産年齢人口減少に挑む
何を買うではなく何をどう利益確定するのか。ベテラン投資家さんたちの含蓄に満ちた言葉。ゴールからスタートする視点を持てばいいということ。「何を買うか」ではなく「どう売るか」。言い換えれば「呪縛からの解放投資戦略」。これが今年度もテーマ...
-
為替相場に「政府と日銀が介入」の誤解…政府の指示を日銀が実行しているだけ
「おい、のび太! ジュースとパンを買ってこい」「分かったよ、ジャイアン」「……で、お金は?」「ほれ、これで買ってこい!」 いわゆる“パシリ”の光景だが、このジャイアンのいいところは、ちゃんとお金を渡すとこ。 「おまえが出...
-
ファッション衣料「しまむら」地味なイメージだがコスパ抜群の商品も!
すでに2025年の就活は本格化し、人手不足が喧伝される中、就活生の企業訪問も熱を帯びていることだろう。近年、就活生で最も人気が高いのがコンサル業界。大企業のあらゆる相談を一手に引き受け、入社時から高給が支払われているので、志願者が殺...
-
「FIG」は4万円以下で買えるIoTとロボットの“二刀流”銘柄
先週の日経平均は、米国の利下げ期待の剥落もあり、3万9000円台の値動きで、25日移動平均線と50日移動平均線の間でのレンジ相場となりました。 3月期決算企業は、今月後半から開始される本決算発表によって株価が大きく動くので、...
-
「高千穂交易」は技術商社からサービスやメーカーへ多角化
高千穂交易(2676)は1952年の創立以来、「創造」を企業理念としエレクトロニクスを核とした「技術商社」として、世界の先端商品をいち早く日本市場に紹介してきた。東京・四谷の駅近くにそびえる看板を目にした方も多いだろう。最大の強みは...
-
あなたの保有株は「金の斧、銀の斧」? 欲張るとヒドい目に遭いかねない
「あなたが落としたのはこの金の斧ですか、それとも銀の斧ですか?」 「私が落としたのは鉄の斧です」 女神様はにっこりと笑い、「あなたは正直でよろしい。この金の斧も銀の斧も差し上げましょう」。 ご存じ、イソップ物語、...
-
新入社員やシニア層は必読!「正しいお金の貯め方」と「マネーの知識」を身につけるのに4月は最適
4月は新生活のスタートだ。新入社員は初めての給与を手に、将来設計を真剣に考え出す。新NISA(少額投資非課税制度)を始めようという人も多い。シニア層は気持ちを新たに“お金の知識”を学ぶのにピッタリの時期。どうやって貯めたらいいか。正...
-
米国は電力株ブーム「北海道電力」に投資の好機到来!
"オルカン"という言葉が、注釈をつけずに使われるようになった。世界の株式(オールカントリー)に分散投資するファンドで、NISA枠で投資する人が急増している。 一般的には、ドル投資平均法という、常に一定金額を定期的に投資してい...
-
「プロパティデータバンク」は不動産管理DXのオンリーワン企業
先週の日経平均株価は、週初は4月に入ったことから、機関投資家のリバランス売りなどで4万円を割り込む場面もありました。東証グロース250指数は、日経平均が下落すると、連れ安。大型株優位の相場展開が続いています。 どこかで、この...
-
損保大手の「政策保有株6.5兆円」売却表明はなぜ株価下落の要因にならない?
投資家の間でひそかに注目されてきた損保大手4社による「政策保有株」の売却。2月29日の発表から1カ月あまり経ったが、大きな混乱や反動はなさそうだ。 ご存じのように、損保4社が今後、売却整理する予定の政策保有株は延べ5900社...