歯痛
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虫歯はチーズで予防できる!WHO報告書で「エビデンスはほぼ確実」
ワインなどお酒のつまみにぴったりのチーズ。このチーズが虫歯予防に役立つという。WHOはすでに2003年、虫歯リスクを軽減する食品の最上位にチーズを挙げている。「チーズは虫歯予防の最強食品」の著者である稲葉大輔歯科医師(岩手医科大学解...
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歯周病をコントロールする「歯周組織再生療法」とはどんな治療なのか
近年「歯周病」が、がん、認知症、糖尿病、高血圧、心臓血管疾患、脳血管疾患、さまざまな感染症といった全身疾患に大きく関わっていることが明らかになっている。歯のクリーニング=メンテナンスで歯石を取り除くなどで予防に努めていても日々の歯磨...
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歯周病を悪化させる「歯石」は徹底的に取り除いたほうがいい
コロナ禍で口腔内についても健康意識が高まり、定期的に歯科医院に通って歯をクリーニング=メンテナンスしてもらっている人も多いだろう。その際、「歯石」を除去するケースがほとんどだが、すべて取り除くべきなのか。歯石除去について、小林歯科医...
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「顎関節症」は放置してはいけない 元に戻らなくなる可能性も
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、いまやリモートワークがすっかり当たり前になった。これから収束を迎えたとしても、現状の勤務パターンが続いたり、コロナ前よりリモートワークが増える人は多いだろう。そうした環境では、「顎関節症」のリスク...
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健康に暮らすための医療関係者おすすめ「ヘルスケア商品」(下)
ゆったり、元気にストレスなしで暮らすために医療関係者から聞いたおすすめ商品を紹介する。(値段は希望価格) ■心電図もとれる家庭用血圧計 血圧と心電図を同時に測れる機器として代表的なものはアップルウオッチだが、今年3月、...
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歯科の新しい疾患「口腔機能低下症」では7つの検査が行われる 放置すると要介護リスク大
「口腔機能低下症」と呼ばれる疾患がある。2018年4月の保険改定で歯科領域の新たな病名として認められたが、一般にはそれほど知られていない。小林歯科医院院長の小林友貴氏に詳しく聞いた。 噛む、のみ込む、味わう、会話するといった機...
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歯(下)虫歯が多い人に共通する「3つの悪食習慣」 3万人を治療した歯科医が教える
虫歯は、口の中にいる細菌(ミュータンス菌)が食べカスをエサにして酸をつくり出し、歯を溶かして発症する。しかし、もうひとつ別の発症の仕方がある。歯を外から見た限りでは健康そのものだが、レントゲン写真を撮ってみると、内部が溶けて、場合に...
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歯を残す「根管治療」は3つの機器が揃った歯科医院で受けたい
コロナ禍の健康維持のために口腔ケアが注目されている。年をとっても自分の歯で食事することができると、免疫力の向上や脳の活性化にもつながる。残っている歯の本数と寿命は大きく関連しているという報告もある。一生、自分の歯を残すために知ってお...
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歯(上)虫歯の新たなメカニズムに対応した予防法 歯科医が指南
虫歯は、口の中にいる細菌(ミュータンス菌)が食べカスをエサにして酸をつくり出し、歯を溶かしたり、歯に穴を開けたりする疾患とされている。そのため予防には、食後に歯を磨いて口の中をきれいにしておくことが大切というのが一般的な常識になって...
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自由診療歯科医が教える歯のケア(8)コロナ後遺症では歯のケアが重要
新型コロナ感染症が止まらない。感染者数の割に死亡者が少ないのがまだ救いだが、大勢の感染者の出現で気になるのは後遺症だ。感染者の中には倦怠感やうつ的症状などの後遺症が長期間続くことが報告されている。 とくに多いのが味覚・嗅覚障害だ。歯...
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外科手術が必要になる「出っ歯」の状態と治療法は?
「出っ歯」とは、前歯が前に出ている状態で、歯科では「上顎前突」と呼んでいます。上顎前突には「歯性」と「骨格性」の2種類があります。「歯性」は歯が生えた位置や生えてきた角度など単純に歯の問題なので、マウスピースなどの通常の歯列矯正のみで...
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自由診療歯科医が教える歯のケア(7)かかりつけ歯科医師の選び方は?
口の中のトラブルが目立って表れるのはサラリーマンが定年を迎える60歳以降。そこで良いかかりつけ歯科医師を見つけられるか否かは、残りの人生の大きな差になる──。こう言うのは自由診療歯科医で「八重洲歯科クリニック」の木村陽介院長だ。どう...
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出っ歯は矯正したほうがいい? 歯に悪影響はあるのか
いわゆる「出っ歯」とは、前歯が前に出ている状態で、歯科では「上顎前突」と呼んでいます。その程度は、上の前歯が下の前歯に比べてどのくらい前に出ているかのギャップによります。一般的に4~5ミリ以上前に突き出た状態とされることが多いですが...
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自由診療歯科医が教える歯のケア(6)インプラントはどんな歯科医に任せるべきか
前回、歯を抜けたままにしておくことの恐ろしさとインプラントの効能についてお伝えした。 では、決して安くはないインプラントを入れるにはどういう歯科医師にお願いすればいいのか? 自由診療歯科医で「八重洲歯科クリニック」の木村陽...
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自由診療歯科医が教える歯のケア(5)インプラントをどう考えるべきか?
インプラントとは金属などを顎骨に植えこんで咬合(こうごう)を回復する人工歯根のことをいう。きちんとしたインプラントなら天然歯と同じように硬い食べ物でも噛めるし、食べ物がおいしく食べられる。入れ歯で感じる違和感もない。 しかし...
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自由診療歯科医が教える歯のケア(4)“歯なし”を放っておくとどうなる?
これまで歯のケアについて紹介してきた。しかし、いくらケアしても年齢を重ねるうちに歯周病や虫歯などにより歯を失っていく。いずれ、入れ歯やインプラントを検討しなければならない。そのとき、どう考えたらいいのか? 自由診療歯科医で「八重洲歯...
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自由診療歯科医が教える歯のケア(3)奥歯から抜ける人、前歯から抜ける人
いくら生真面目に歯磨きをしても、年を重ねるにつれ28本ある成人の歯は少しずつダメになっていく。しかし、歯の健康は全身の健康に大きく関わるため、厚労省と日本歯科医師会は1989年から、80歳まで20本の歯を残す「8020(ハチマルニイ...
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自由診療歯科医が教える歯のケア(2)磨きすぎは歯をダメにする
健康で長生きしたいのなら、理にかなった生活習慣を身につける必要がある。ならば体が変化した今と若い頃とでは生活習慣や治療法を見直すことは当然だ。自由診療歯科医で「八重洲歯科クリニック」の木村陽介院長に「歯磨き」時の歯ブラシ選びについて...
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自由診療歯科医が教える歯のケア(1)フッ素入りジェルで磨き水でゆすがない
「健康で長生きしたい」と願うなら、理にかなった生活習慣を身に付ける必要がある。ならば、体が変化した今と若い頃とでは生活習慣や治療法を見直すことは当然だ。 そこで、会社員の多くが一線から身を引く60歳を起点にどのような事柄を見直...
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年末年始に突然の痛みが… 口のトラブル解消に役立つ「市販薬」はどれ?
今年もあと数日で仕事納め。いまだ仕事が忙しくて歯科医院に行けず、虫歯、歯周病、口内炎などの口のトラブルを抱えたままという人も多いのではないか。歯科医院に行きたいが、予約が取れず、年末年始の休み中に痛みが出たらどうしよう……と悩んでい...
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食事はQOLに直結 満足した食生活を送るために訪問歯科を実施
入院から在宅医療に切り替えた患者さんが、自宅に戻って、病院との違いにうれしい戸惑いを見せるのが食事です。そしてこの時、食事をすることが自分の体と心を養い、生活の質を高める重要な行為だと改めて気付く方が少なくありません。 そう...
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ウイルス感染予防のために正しい「うがい」をマスターしたい
新型コロナウイルスの感染対策として、あらためて「うがい」が注目されている。感染予防の効果がどれだけあるかははっきりしていないが、せっかく実践するなら、できるだけ効果をアップさせたい。正しいうがいのやり方を小林歯科医院副院長の小林友貴...
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中高年の親知らず このまま抜かなくてもいいのでしょうか?
親知らずは、上下左右ともに奥歯の最も後ろに位置する歯です。前歯から数えて8番目に位置します。永久歯は15歳ごろまでに生え揃いますが、親知らずは18~20歳ごろで一番最後に生えます。すでに出来上がっている骨の土台の隙間に生えるため、斜...
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新型コロナ第6波前だからこそ口腔ケアはしっかりやりたい 中高年はとくに必要
1日の感染者が236人(10月25日現在)と急減したからといって安心してはいけない。世界的に見れば感染者が急減した今の日本こそ異常な状況で、ワクチン接種や治療法の改善で死者数は大幅に減少しているものの、医療体制の逼迫に苦しんでいる国...
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歯を白くする「ホワイトニング」は体や歯に害はないのか? 中高年男性の希望者も増加中
近年、健康意識の高まりから口腔ケアへの関心も強くなり、歯を白くする「ホワイトニング」が注目されている。女性だけでなく、中高年男性が施術を受けるケースも増えているという。歯へのダメージはないのか。小林歯科医院副院長の小林友貴氏に聞いた...
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虫歯でもないのに歯が損傷…新たに注目の「トゥースウエア」にご用心
コロナで歯科医院への通院をやめている人が特に知っておきたい「自宅ケアのポイント」を、先週に続いてお届けする。教えてくれたのは、大手前短期大学歯科衛生学科の関根伸一教授だ。 ■いつ磨くのがベスト? 「目的に応じ、いつ磨くか...
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歯周病対策の歯磨きは1日1回でいい バイオフィルムを破壊
コロナで歯科医院への通院をやめている人もいるだろう。自宅でケアするために知っておくべきことは? 大手前短期大学歯科衛生学科の関根伸一教授に聞いた。 ◇ ◇ ◇ 「歯周病対策を考えるなら、歯磨きは1日1回でいい。時間...
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かつて治療した「銀歯」は放っておくとトラブルの原因になる
暑い夏、冷たい飲み物を口に入れるたび、ズキンと奥歯に痛みが走る。気になって歯科医院で診てもらうと、かつて治療した「銀歯」が原因だった――。こんなケースが増えているという。思い当たる人は、銀歯の状態をしっかりチェックしたい。小林歯科医...
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ブラッシング圧を自動で最適化するスマート電動歯ブラシ
高性能化が進む「スマート電動歯ブラシ」。これまでの機種は、電動歯ブラシとスマホアプリをブルートゥースで接続して、磨き残しや磨きグセなどを画面表示してくれるものが主流だった。 しかし、さらに進化を遂げたのが、「フィリップス・ジ...
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血糖コントロールが悪い糖尿病患者は歯周病発症率が2.6倍高い
今回は糖尿病と歯周病との関連について、改めてお話ししたいと思います。 2型糖尿病では、血糖コントロールが良くないと歯周病が悪化することがはっきりと分かっています。1990年、米国の大規模な疫学調査の結果が発表されました。それ...