自由診療歯科医が教える歯のケア(5)インプラントをどう考えるべきか?

公開日: 更新日:

 インプラントとは金属などを顎骨に植えこんで咬合(こうごう)を回復する人工歯根のことをいう。きちんとしたインプラントなら天然歯と同じように硬い食べ物でも噛めるし、食べ物がおいしく食べられる。入れ歯で感じる違和感もない。

 しかし、インプラントは怖いもの、高いものでインプラントを勧める歯科医は金儲けが目的だと信じ込んでいる人も少なくない。過去にデタラメな治療をして訴えられ、世間を賑わせた歯科医がいるからだ。そのうえ自由診療で行われるため、1本の治療費がウン十万円もする。その治療費も歯科医によってまちまちだ。

 そんなインプラントはどう考えたらいいのか?自由診療歯科医で「八重洲歯科クリニック」の木村陽介院長に聞いた。

「私は20歳以上で歯を失ったらインプラントを検討した方がいいと思っています。もちろん、部分入れ歯でカバーできる場合もある。しかし、部分入れ歯を装着する場所によっては、支える健康な歯に負担がかかりその歯を失うリスクが予想されるケースもある。そんなときはインプラントを検討すべきだと思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…