読むグラゼニ
-
モリタカ的14年プロ野球最大の事件 ヤクルト山田哲人に“グラゼニ”を見た!
14年プロ野球界の最大の私的エポックは、ヤクルトの若きスター候補の山田哲人(22)の大ブレークである。 高卒4年目の山田は右打者として歴代最多の193安打を放ち、最多安打のタイトルを獲得。打…
-
松坂大輔に4年16億円!? ソフトバンクの適正価格に待った!
思わず「マジかよ!」と声を上げてしまった。 松坂大輔のソフトバンク入りが秒読みになってきたが、ある報道によれば、その条件は「4年16億円」。ちょっと高すぎるんじゃ? というのが率直な感想だ。…
-
トライアウトで見えたプロ野球選手の運命論
先日、トライアウトが行われた静岡の草薙球場に出かけた。気になる選手がいた。元中日の堂上剛裕(29)である。 入団テストを経て、巨人入りが決まった彼を、昨年の春季キャンプのときに間近で見させて…
-
日本シリーズが「セクシー」じゃなくなった
なんかモヤモヤするな……。今年の日本シリーズを見た感想だ。パ1位のソフトバンクとセ2位阪神の対戦。ソフトバンクが4勝1敗で日本一となり、秋山監督が有終の美を飾ってホッとした。対戦相手が決まった段階で…
-
今の巨人に「江川と西本」はいるか
巨人が阪神に4連敗してCS敗退した。阪神に勢いがあったけれど、巨人の選手たちのプレーに物足りなさも感じた。 今年の巨人には際立った成績を残した選手がおらず、ここ一番で大仕事をやってのける破天…
-
巨人・原監督の厳しさの基本は「あの野球漫画」にあると見る
巨人のリーグ優勝は本当に不思議なことだと思う。8月まではギリギリの戦いをしていたし、MVP級の活躍をした選手もいない。采配の妙で勝った感じもあまりない。 印象的なのは、原監督の異常なまでの厳…
-
大物のトレードがなくなった背景
大物選手の「電撃トレード」がなくなって久しい。最近では、糸井嘉男が日本ハムからオリックスへトレードされたことがあったくらいだ。 昔は、球団が扱いに困り、腫れ物に触るようにトレードされる大物選…
-
低迷ヤクルト次期監督に石井一久を推したい
12球団一の破壊力を誇る打線だけを見ていれば、山田哲人ら生え抜き選手が成長したりとうれしいことだらけなのに、投手はボロボロ。2年連続最下位も見えてきて、昔からのヤクルトファンとしては複雑な気持ちだ。…
-
高校野球をテーマに漫画を描きながら痛々しくて甲子園を楽しめない
漫画家として僕は、高校野球をテーマにした作品を多く書いている。でも、見るのは好きじゃない。真っ盛りの夏の甲子園もそう。アルプススタンドで声をからして必死に応援する野球部員、勝った負けたで泣きじゃくる…
-
日本ハム・大谷翔平に「見合い結婚」のススメ
先日、ある関係者から某球団にすったもんだの末に逆指名で入団した投手の「今」を聞いた。 彼は「アマ球界ナンバーワン」と言われたほど才能があったが、プロでは大した結果を残せなかった。トレードや戦…
-
プロ野球はユニホームを脱いだら実は超学歴社会
以前、漫画家仲間があるプロ野球OBから聞いた話で、「へえ」と思ったことがある。 そのOBは高校時代に甲子園で優勝し、そのままドラフト1位でプロ入り。現役を20年近く続けた。現在は野球解説者。…
-
某球団と選手会事務所の大差に驚いた
最近、プロ野球選手会の事務局を訪ねた。松原事務局長をはじめ、選手会の方々と話をした中で、印象的だったのがオールスターのことだった。 今年の球宴は18日(西武ドーム)、19日(甲子園)に2試合…
-
マンガのヒーローにするなら大谷より菊池雄星
西武の菊池雄星(23)はとっても魅力的な投手だ。22日のDeNA戦は7回4失点で7敗目(3勝)を喫したけれど、投球がハマった時は、打者の上にまたがって蹂躙するような感じで手も足も出ない。一方で時々、…
-
原作にも“縁”がある雄平 ヒットを打つことだけに集中すべし
個人的にもグラゼニ的にも、本当にうれしい。 セの5月度月間MVPにヤクルトの雄平が選ばれた(打率.364、8本塁打、19打点)。02年のドラフト1巡目でヤクルトに入団し、背番号は「16」。ボ…
-
広島カープだから打てた「プロ11年目の初本塁打」
セの首位を走る広島の25日の試合をテレビで見ていたら、七回に捕手の白浜裕太(28)が本塁打を打った。「プロ11年目で初本塁打です」という解説を聞いて、何ともカープらしいなと思った。 03年の…
-
二刀流大谷の来季年俸 僕が査定担当だったら1億円アップを提示する
投手と野手の二刀流を続ける大谷翔平(19)の来年の年俸はいくらが妥当か。僕が日本ハムの査定担当だったら、最高で1億円アップの1億3000万円を提示する。 これは大谷が恐らく二刀流で達成するだ…
-
阪神・西岡のケガで改めて感じた 10億円がパーになるプロ野球の恐ろしさ
3月の巨人戦で阪神の西岡が守備の際に大ケガを負った。試合が止まり、救急車が入った。プロ野球の世界の厳しさ、恐ろしさを改めて感じた。 「グラゼニ」は当初、自営業者に向けて「自営はつらいよ」という…
-
2人の開幕投手 巨人・菅野とヤクルト・小川の年俸に球界フトコロ事情の縮図を見た
現在のプロ野球の勝利者は……と考えると、今までは優勝回数の多い監督とか後継者を育てた人の名前が挙がる。川上哲治、森祇晶、野村克也、星野仙一……。ただ現時点では息子が巨人の名監督・原辰徳であり、孫が巨…