鬼の視点
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オコエ打撃矯正の仕掛け人
夏の甲子園を沸かせたオコエ瑠偉(関東第一)の打ち方が一変している。 U―18W杯を戦っている高校日本代表の試合を見ていて驚いた。甲子園ではドアスイング気味に右手だけで打っている感じだったが、…
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ズバ抜けていた東海大相模の走と守
夏の甲子園は大本命の東海大相模(以下、相模)が2度目の優勝を飾った。 総合力で他を圧倒した。投手は小笠原、吉田のドラフト候補左右2枚看板を擁し、強力打線も機能した。 決勝で小笠原は打…
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智弁和歌山・高嶋、明徳義塾・馬淵 両巨頭はここがスゴい
二人三脚でやってきた横浜高校の同級生でもある渡辺元智監督(70)は退任したが、高校野球界の「両巨頭」が甲子園に出場した。智弁和歌山の高嶋仁監督(69)と明徳義塾の馬淵史郎監督(59)である。 …
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突出する清宮君が心配だ
西東京大会が早実の1年生スラッガー「清宮フィーバー」に沸いている。24日に神宮球場で行われた準決勝の日大三戦は、1万3000人の観衆が詰め掛け、報道陣は約150人という異常な熱気である。 横…
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抜群の安定感 浦和学院 4時開始の超朝練
高校野球の夏の地方大会が始まっている。 今年の関東は全体的にレベルが高く、甲子園常連校が頭一つ抜けている県が多い。高崎健康福祉大高崎(群馬)、作新学院(栃木)、浦和学院(埼玉)、日大三(西東…
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東海大相模V率80% ノーシード横浜は20%の軌跡狙う
春の関東大会4強で連覇を目指す東海大相模が大本命だ。ドラフト上位候補の小笠原、吉田の左右2枚看板は強力。昨夏の神奈川大会決勝で大会タイ記録の20三振を奪った吉田より、左腕の小笠原を中心に頂点を狙って…
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好調日ハムで活躍 “2人の教え子”近藤と浅間に言いたい
横浜高校から日本ハム入りした若い2人のOBの活躍が今の楽しみになっている。4年目の近藤健介捕手(21)と新人の浅間大基外野手(18)だ。 近藤は10日の巨人戦で菅野智之から決勝2ランを放つな…
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話題の怪物1年生早実清宮君と横浜高の教え子DeNA筒香を比べてみた
高校野球界に楽しみな1年生が出現した。清宮ジュニアこと、早稲田実の清宮幸太郎君(16)だ。ラグビー・ヤマハ発動機の清宮克幸監督の長男で12年にリトルリーグで世界一。名門・早実ということもあり、騒がれ…
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相棒が渡辺でなかったら私の指導者人生は終わっていた
漠然と「来夏までかな」と思っていた。横浜高校の渡辺元智監督(70)が今夏限りで退任することになった。後任は平田徹部長(32)が務める。 もともと、「一緒に辞めよう」と話していた。横浜高野球部…
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松坂が涌井を復活させた
ロッテの涌井秀章(28)がいい。24日の楽天戦は六回途中でマウンドを降り、3敗目(2勝)となったが、この試合の前まで防御率1.86。上々の出だしである。 きれいな投球フォームで与死球が少ない…
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ベイ筒香&中日福田 横浜高OB2人に“育ての親”が太鼓判
横浜高校でかつて4番を張ったOBが好スタートを切った。 まずは7日時点で一時、セ・リーグ打撃部門4冠に立ったDeNAの4番・筒香嘉智(23)だ。昨季は打率3割。高卒6年目の今季はさらに覚醒す…