MCコメンテーターの診断書
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TBS「噂の東京マガジン」森本毅郎氏 喜怒哀楽では当代一!
MCに求められる資質と条件は、仕切りのうまさ、切り替えの早さ、演技力(喜怒哀楽など感情の起伏を表現する力)、豊富な取材・報道体験から紡ぎだされる説得力ある言葉など多岐にわたる。演技力では「ニュースス…
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「報道ステーション」後藤謙次には“権力監視”の先頭を期待
報道・情報番組のコメンテーターは、弁護士に、現役やOBの新聞・通信社記者、大学教授、女優、タレント、自局の解説委員など多士済々だが、硬派なテーマで歴史的な経緯や事実関係を踏まえた的確なコメントをする…
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テレ東「なないろ日和!」薬丸裕英はMCとしての“共感力”を
薬丸裕英(53)はTBS系「はなまるマーケット」終了直後の2014年3月からテレビ東京系、平日午前の「なないろ日和!」のMCを務めている。 2日は一戸建て住宅にお邪魔してのキッチンやトイレな…
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TBS「はやドキ!」中村尚登 ラジオで培った歯切れの良さ
米国とイランの緊張が続く中東ホルムズ海峡付近では先月中旬、日本の海運会社のタンカーなど2隻が攻撃された。トランプ米大統領は「イランがやった」「(タンカーは)自国で守るべきだ」と強調している。 …
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日経プラス10サタデーMCの山川龍雄 社会的弱者を想定して
夫65歳以上、妻60歳以上の無職世帯が95歳まで生きたら2000万円の不足が生じるとした金融庁の「金融審議会」の報告書は参院選の大きな争点になりそうだ。報告書を受け取らない麻生副総理に、野党は「政権…
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NHK「シブ5時」MC守本奈実 微妙な声のトーンや表情に注目
NHK「シブ5時」のMC守本奈実(38)は微妙に異なる声のトーンや表情、あるいは短めの言葉で喜怒哀楽を表現する。 10日、札幌で2歳の女の子が衰弱死した事件は――。シングルマザーのネグレクト…
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大下容子はテーマやコメンテーターとの適度な距離感がいい
川崎市の児童と保護者らの殺傷事件に続き、元農水省次官による長男殺害事件が発生し、引きこもりと事件の関連性が報じられている。とくにテレビは専門家を招くなど連日取り上げ、「自分の命を絶てばいいじゃないで…
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夏目三久の丁寧なあいさつと喜怒哀楽を伝える表情に感心
MC夏目三久の「おはようございます。今日も朝早くから見ていただき、ありがとうございます」で始まり、「今日も見ていただき、ありがとうございました。また、明日お会いしましょう」で終了するTBS系「あさチ…
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「とくダネ!」山崎夕貴 冠コーナーでもだんまりの不思議
昨春からフジテレビ系情報プレゼンター「とくダネ!」のサブMCになり、MC小倉智昭の隣に座るようになった山崎夕貴(31)。メークやおしゃれに関心が薄く、地味な印象がある一方で、番組で時にぶっちゃけ話を…
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気象予報士の依田司は視聴者目線の親しみやすい会話がいい
テレビ朝日系、朝の情報番組「グッド!モーニング」の気象コーナーは、データ放送機能を生かした視聴者との双方向性が特徴だ。それを支えているのがウェザーニューズ所属の依田司(52)。 例えば、7時…
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自称“ピン時事芸人”プチ鹿島はもっとコメントにスパイスを
テレビ朝日系「サンデーステーション」の解説コーナー「注目ニュース読みくらべ」。担当するプチ鹿島は“ピン時事芸人”を自称し、毎日一般紙からスポーツ紙まで12紙に目を通すという。スパイスが効いた解説が持…
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博多大吉「あさイチ」1年で自然体に 失言・暴言には要注意
有働由美子とイノッチ(井ノ原快彦)、柳沢秀夫のトリオでブレークしたNHK朝の「あさイチ」。2代目MCに博多華丸・大吉が起用されると知った時、「大丈夫か」と不安が先に立った。とくに大吉の失言・暴言が心…
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安全運転の加藤綾子アナ テーマ深めテンポよい進行に好感
2012年4月から4年近く「めざましテレビ」(フジテレビ系)のMCを務めた加藤綾子。タモリやさんまの番組のアシスタントを務めた経歴から「カトパンといえばバラエティー」という印象が強い視聴者も多いかも…
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場数踏んできたのに…渡辺宜嗣アナ「令和」報道でのお粗末
いつもは前振りを手短に読み上げる。時に現場の記者やコメンテーターとやりとりをする。それ以外は、「はい」「そうですね」と受けるなど、シンプルな進行が目立つテレビ朝日系「スーパーJチャンネル」のMC渡辺…
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得意の“食コメ”なし…水卜麻美アナに問われるサブMCの器
「スッキリ」のサブMCに起用され、1年半前から“朝の顔”になった水卜麻美(31)。起用の狙いは後塵(こうじん)を拝するテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」への対抗のためといわれた。 先月2…
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NHK保里小百合は深みが増せばニュース番組MCで活躍の目も
「おはよう日本」5時台で林田理沙と隔週でMCを務める保里小百合(28)。6時台では世界各国、22の放送局が伝えたニュースを硬軟織り交ぜて紹介する「世界のメディアザッピング」を担当している。 2…
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TBS松原耕二アナ「報道1930」で見せた卓越した質問力
9~11日にかけて全国ネットの「3・11特番」が各局で放送された。福島だけではなく、宮城県から関東まで広がる除染土をどう処理するか、農林水産業をはじめとする産業復興の現状と未来など、テーマ・論点が多…
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古巣以外から声掛からず 元TBS三雲孝江アナは突っ込み不足
2回目の米朝首脳会談は成果のないまま終わった。これを受け、2日のTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」の「7DAYS REPORTS」コーナーでは、その経緯や今後の見通しについてやりとりし…
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詐欺被害コーナーはNHK合原アナこと“ばるちゃん”の代名詞
“ばるちゃん”こと合原明子(ごうばる・あきこ=33)の代名詞になったコーナーがある。MCを務める「首都圏ネットワーク」で「だまされない劇場で見ていきます」のリードとともに放送されている「ストップ!詐…
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柳沢秀夫の真骨頂は古巣「あさイチ」で培った当事者意識
千葉県野田市で起きた両親による女児虐待死事件の報道は一段落した感があるが、厚労省や文科省などが「児童虐待が疑われる事案に係る緊急点検」を各都道府県・政令指定都市に発するなどの余波は続いている。 …