本で読み解くNEWSの深層
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香港の戦い
昨年6月、香港で始まった民主化闘争。コロナ禍でいったん沈静化したようでいながら、実はそうではなかったのだ。 ◇ 2014年、香港における中国政府との対立が鮮明になった「雨傘運動」のイメ…
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5G時代がやってくる
今年から携帯大手がサービスを開始した5G。本格的なテレワーク時代の幕開けといわれる一方、日本は出遅れともささやかれるが……。 ◇ 今年3月、コロナ騒ぎが加速する中で携帯大手各社が5Gサ…
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インスタ時代の写真
SNSの中でも今や若者世代はインスタグラム一辺倒。「映え」だけを求めるインスタ時代の写真とは? ◇ 巨大プラントの夜景写真をずらっと並べた「工場萌え」で話題を呼んだ写真家による写真論。…
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テレワーク時代
新型コロナウイルス禍で一気に広まったのが「テレワーク」「リモート労働」。一体どうやったら対応できるのか。 ◇ 著者は共働きで小2と幼稚園年長組の子ども2人を育てる父親。昨年3月までは企…
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退歩する世界
新型コロナウイルス禍は「進歩」の幻想をついに破壊した。人類は急速に衰退していくのか。 ◇ 3年前、国連が発表した人口予測は衝撃だった。現在、75・5億人の世界人口が2030年には10億…
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緊急事態宣言解除
宣言は解除されたが、安心できるのか? リスクは全く減ってないのではないか!? ◇ 今年2月、イタリア北部でエピデミック(局地的大流行)の急拡大が報告され、それまでは遠い中国の田舎の話と…
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新型コロナ禍
さしたる根拠もないまま“自粛解除”に向かいつつある昨今。本当に大丈夫なのか!? ◇ 「新型コロナは中国が造った秘密兵器だ!」 米トランプ大統領の雄たけびをまともに信じる向きは少な…
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戦争と現代
新型コロナウイルス禍で「戦時大統領」を自称する米トランプ大統領。しかし「本当の戦争」はそんなものじゃない。 ◇ 中東情勢は日本人にわかりづらい。重要性は理解できても、アメリカ人と違って…
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移民とニッポン
新型コロナウイルス禍で内向き志向が強まるニッポン。人口減少がある限り移民は避けられないのに、政府はあくまで否定的だ。 ◇ 浅草で行政書士事務所を主宰する著者は、外国人の在留資格取得や日…
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環境破壊
感染症パンデミックにも実は環境問題が関係している!? ◇ 「あの」3・11から早くも9年。新型ウイルス禍で世間の関心はコロナ一辺倒だが、実はフクシマ原発事故にともなう「原子力緊急事態宣言…
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むなしきオリンピック
コロナ禍であっさり延期と決まった東京オリンピック。この空虚さを一体どうすればいいのか。 ◇ 「3・11」福島第1原発事故の際、最も厳しい反原発論者として広く知られた著者。京大原子炉実験所…
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いま、なぜナチス?
世界中で高まるポピュリズムの嵐。その“本家”に当たるナチスへの注目が高まっている。 ◇ ナチスには、なぜかオカルチックな空気がただよう。制服フェチなどのオタク臭が強いからというだけでは…
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中東世界の顔を知る
日本人にとってわかりにくい異文化世界が中東。その知られざる顔を見よう。 ◇ シリア北部から北東部にかけて広がるロジャヴァ。もとはクルド人とアラブ人が共存する地方で、ほかにアルメニア人、…
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台湾に学ぶ
コロナ騒ぎで対策のすばやさが話題の台湾。その歴史には学ぶところが多い。 ◇ 日本よりほぼ1カ月先行して、マスク転売禁止や入国制限、開校延期などの対策を打ち出した台湾。他方では経済対策に…
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脳を知る
急速に進むデジタル化と高齢化。そんな時代に「脳」はどうなっているのか。 ◇ 読書をしていると心中(脳内)だけが別の世界に飛び立ってしまったような気になることがある。まさに「夢中」になる…
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時間の謎
未曽有の事態が頻発し、時代の混迷が明らかな現在。書店では「時間」の謎を問う新刊が目立っている。 ◇ イタリアの量子物理学者が書いた世界的ベストセラーとして評判の本。物理学の話以外にも美…
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地球外生命体
NASAのケプラー宇宙望遠鏡の観測データが、未知の太陽系外惑星が多数存在する可能性を示唆。地球外生命体へのロマンが盛り上がっている。 ◇ 「ハビタブル」とは「すむことができる」の意味。つ…
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世界のダークサイド
「ダークサイドに落ちた」はスター・ウォーズだけじゃない。ネットから人間関係までいまやこの世界はダークサイドだらけだ。 最近の若手社員。わからないことがあっても上司や先輩にたずねず、すぐにネット…
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香港反乱
中国の強権に真っ向から立ち向かう香港の市民たち。並ならぬその決意の深層を明かす。 ◇ 1989年に天安門事件、99年は法輪功事件、2009年に新疆ウイグル自治区の騒乱、そして昨19年に香港…
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ウィルスは「生物」というより「生命体」
新型コロナウイルスの世界感染! しかし単にウイルスを駆除すればいいわけではないのだ。 ◇ ひげ面にポニーテールというヒッピースタイルでアフリカや世界各地を駆け巡る著者の肩書は「北海道大…