未来の高学歴芸人か? 高校生漫才優勝「午前午後」の進路
日本一の高校生は将来有望なインテリ高校球児だった。28日、「ハイスクールマンザイ2016~H―1甲子園~」決勝大会が「なんばグランド花月」(NGK)で開かれ、近畿地区代表の「午前午後」が優勝。全国1500人以上が参加した高校生の頂点に立ち、賞金50万円と吉本養成所(NSC)の入学金・授業料全額免除の権利を手にした。
審査委員長の「オール阪神・巨人」オール巨人(64)が「舞台袖で見ているときから面白そうな2人やなと思った」という2人は「元高校球児」。大阪府立茨木高校3年の浦田勇太クン(17)と前田颯志クン(18)は同校の野球部出身だ。
浦田は16番セカンド、前田は17番サードと共にベンチウオーマーではあったが、今夏の大阪予選2回戦では浦田が代打で決勝打を打つ活躍だったという。3回戦で甲子園に出場した履正社に当たって0-10の6回コールド負けを喫したが、茨木高は偏差値76、川端康成を輩出した大阪でトップクラスの進学校だ。
当然2人の目指す大学も一流で、浦田は神戸大学医学部、前田は京都大学工学部を目指しているという。これには審査員の「NON STYLE」井上裕介(36)が「吉本はやめとけ!」と思わず止めに入る場面も。