テレビ局が熱視線 卓球「銅」水谷隼にオファー殺到の不安
メダリストが、早くもテレビ局から引っ張りだこになっている。
24日はリオ五輪日本選手団の記者会見が都内で開かれたが、柔道男子90キロ級で金メダルを獲得したベイカー茉秋(21)は午前中にフジテレビの「SMAP×SMAP」の収録に参加。都内スタジオから慌ただしく会見場に駆け付けた。
すでに、五輪閉会式を待たずに帰国した一部の選手たちは、各局のニュース番組や五輪特番にゲスト出演。お笑いタレントらと一緒に番組の賑やかしに付き合わされている。
彼らはこれから、テレビの視聴率稼ぎの道具としてバラエティー番組にも駆り出されることになるわけだが、団体競技を含む58人のメダリストの中で、テレビ局関係者が「ぜひ、使いたい」と口を揃えているのが、卓球の水谷隼(27)だ。
水谷はシングルスで男女を通じて卓球界初の個人メダルとなる銅を取ると、団体ではこれも男子卓球界で初の銀メダルを獲得。世界レベルの技術はもちろん、勝利の瞬間コートに大の字になって喜びを爆発させる姿も話題になった。