MJら大物を揶揄し…クインシー・ジョーンズの醜い炎上商法
明石家さんまが仕事上の信条として言う「丸裸にならない」「品良く、上品に」は、あらかたの炎上事案はこのどちらかを守らなかったがゆえに起きたと断言してもよいほどに、大事なネットリテラシーのツートップである。ただ、わざと丸裸になり、下品に振る舞うことで注目を引く炎上マーケティングも実際にあるだけにややこしい。
リテラシーへの逆張りとマーケティングがない交ぜになったケースとして参考になるのは、アメリカの大物ミュージシャンでありプロデューサーであるクインシー・ジョーンズの炎上事件だ。日本語ではネット版の「ローリングストーン」であらましが、同じくネット版の「GQ」で同様の話を読むことができる。
問題とされた主な内容は、ビートルズのポール・マッカートニーとリンゴ・スターはヘタクソだった、マイケル・ジャクソン(MJ)に整形を問いただしたら体質で仕方ないと言い訳をした、さらにはドナ・サマーの曲からパクって「ビリー・ジーン」のサビを作曲したなど、自分が仕事で関係したことがある著名な同僚や後輩たちに関するエピソードだ。