MJら大物を揶揄し…クインシー・ジョーンズの醜い炎上商法
ポールのベースラインを分析して、その緻密さや革新性を称賛する向きはこれまでにあっても、真正面からヘタクソ呼ばわりとは聞いたこともない。リンゴやMJにしても、いきなり足をすくうような悪口による暴露話である。
■「炎上→謝罪」にはその先があった
インタビューを読んだ人々が憤慨するのも無理からぬことだ。
加えて、ドナルド・トランプ大統領を「あっぱれなバカ」、娘で大統領補佐官のイバンカのことを「上品なろくでなし」と形容したことも批判を浴びた。一国のリーダーとその家族であり仕事上のサポーターをバカ呼ばわりしたのだから致し方なかろう。
さすがに、これにはネットユーザーのみならず業界関係者からも非難が集中。6人いる娘たちからも呼び出されて叱られてしまったとジョーンズは言い、とどのつまりSNSで長文の謝罪を公表する羽目になってしまった。
ところが、その先がまだあった。今年で85歳になるジョーンズは、誕生日に合わせてドキュメンタリー映像が公開されると発表したのだ。こんな不誠実な炎上マーケティングは許せないとばかりに、さらに話題をさらった。