みのさんは優勝当夜の朝青龍を“ミリオネア”飲み会に呼び…
「悲しみの中でもみのさんは各テーブルを回り一人一人にお酌をしてくれました。そんな中、急にあたりがそわそわとなり、みのさんもどこかに行かれました。聞けば渡哲也さんがご焼香にいらしていたそうです」
さすが大物は大物を知る。逆に番組ゲストに来る新人タレントなどはよく知らなかったはずだが、「プロデューサーに『あの子だれ? 売れてんの? ヒットがあるの?』などと矢継ぎ早に質問し、それを即座にインプットしていました。あっという間にごく自然に対応するワザは天下一品で、司会芸の極致を見た気がします」。
いつもバランタインのクラッシュアイス割りを好み、乾杯の音頭を頼まれると感極まって涙を流すのだそう。
「『ママが、ママが』と奥さまのことを愛おしく語っていたのですが、そんな奥さまが12年に他界されました。そして次男の逮捕と不幸が続きました。収まりがつかない状況になり、番組を降板されることに。すでに、ミリオネアが終わっていた我々は遠くから頑張って! と念を送ることくらいしかできませんでした」
それから月日を経てのこと、木村さんが担当してるサタデープラス(毎日放送)の生放送に、ゲストでみのがやって来た。