みのさんは優勝当夜の朝青龍を“ミリオネア”飲み会に呼び…

公開日: 更新日:

 それから2人の飲み比べが始まった。

「朝青龍も強かったですが、酒ではみのさんの方が横綱でした。幕下の私もベロンベロンに飲まされ泥酔です。酔った勢いとは恐ろしいもので、朝青龍に本気でプロレスの裸じめ(スリーパーホールド)をかけてください、とお願いしまして。若気の“バカ”至りです(笑い)」

 横綱の太い腕に締め上げられ、木村さんの首の骨はミシミシと鳴った。

「文字通り必死で耐えていると、『さ、もういいだろ』と横綱が離してくれました。翌朝起きて鏡を見ると、首回り全体がものすごい青あざになっていてまるで絞殺体。足がすくみました」

 こんなエピソードもある。みのの実父の葬儀の時だ。

「式は亡き父へ贈られる最大限の敬意と愛が伝わる壮大なものでした。池上本門寺のあの広い敷地全体が使われているくらい、祭壇は本堂の端から端まで数十メートルというスケール。お父さまのご遺影はちょっとしたプールくらいありました」

 業界ごとに部屋、テーブルが用意され、酒や料理が振る舞われた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由