フジ復活のカギ…三浦春馬「TWO WEEKS」は女心を掴めるか
「前クールの『パーフェクトワールド』のように、最終回の数字が初回や全話平均を上回っているのは、熱心な視聴者がいる証拠。火9は低視聴率枠なんていわれていますが、ドラマの評価そのものは決して悪くありません」と、テレビコラムニストの亀井徳明氏がこう続ける。
「『TWO WEEKS』も毎週、目が離せない展開になるはずです。尻上がりに数字を上げていくこともある。2クール目に入った『あなたの番です』(日本テレビ=日曜夜10時30分)のように、毎回の爽快感はなくても、ネットで熱く語られるドラマは、数字が後からついてきます。それに日本版の脚本を担当する山浦雅大氏は、4月期に放送されていた『家政婦のミタゾノ』(テレビ朝日系)や、映画『ハルチカ』(17年)など、キャラクターを立てるアレンジが評価されている。その手腕に期待ですね」
三浦の地上波GP帯の連ドラ主演は、2014年1月クールの「僕のいた時間」(フジテレビ系)以来で、今回は初の父親役だ。
「久々に連ドラ登場の三浦が、どれだけ女性の心を捉えられるか。視聴率を左右する大きなカギでしょうけど」と亀井徳明氏。
イケメン俳優が見せる演技に、世の女性がどんな反応を見せるか。
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)