フジ復活のカギ…三浦春馬「TWO WEEKS」は女心を掴めるか
7月16日放送の「TWO WEEKS」(フジテレビ系=火曜夜9時)と、19日の「凪のお暇」(TBS系=金曜夜10時)、そして26日の「これは経費で落ちません!」(NHK総合=金曜夜10時)で、夏クールの地上波GP帯の連続ドラマが出揃う。
前クールに好調だった「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」からバトンを受けたフジテレビ系月9「監察医 朝顔」は、平均視聴率13.7%の好スタートで今期のトップを伺う勢いだ。ゆえに月9復活の手応えを得たフジテレビだが……。
「フジは月9を手堅い路線にして、リアルタイムの視聴者層の取り込みに成功していますが、他の火9と木10の視聴率が伸びない限り、局全体の復活にはつながらない」(広告代理店関係者)
特に系列である関西テレビ制作枠の火9は、平均で7%に届かない状態が続いている。
今期の「TWO WEEKS」は韓国ドラマのリメークで、主演の三浦春馬(29)が無実の罪を着せられた男を演じる逃亡劇だ。1話完結の医療ドラマや刑事ドラマが視聴率上位に入る昨今、この選択は吉と出るか、凶と出るか。