著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

綾瀬はるか大ゴケ「レジェンド&バタフライ」で木村拓哉と共演を決意した真相は?

公開日: 更新日:

 今年2月に62歳の若さで亡くなった東映の手塚治社長が「この作品は間違いなく映画の神に選ばれる一本になる」と予言した「レジェンド&バタフライ」(以下レジェバタ)の最終興行収入が約25億円前後になることが決定的になった。

 1月27日の公開当初に総製作費は20億円と報じられたため、「興収は最低でも50億円が目標になる」とみられていたが、その半分にとどまることになる。「劇場側との利益折半を考慮すると、実質的に10億円近い赤字になりそう」(映画関係者)ともいわれる「レジェバタ」。映画の神様は、木村拓哉(50)の“黒歴史”リストにそのタイトルを書き添えた。

 実は、今作品に関して奇妙な出来事も発生していた。「東映創立70周年記念作品」という勝負作でありながら、公開から1カ月強しか経っていない今年2月、綾瀬はるか(38)主演で8月11日公開予定の「リボルバー・リリー」の製作発表が帝国ホテルでド派手に開催されたのだ。

「レジェバタ」が興行的に大苦戦を強いられているその裏で、ダブル主演に近い形で共演した綾瀬の新作映画を大勢のマスコミを集めて開催したことに、首をかしげる映画関係者もいた。確かに、「レジェバタ」が好評なら何ら問題はないが、しばらくタイムラグを置いて製作発表するのが常識的な感覚かもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はカネにも執着か…チーム力は度外視、4球団との面談で見えてきた"共通項”

  2. 2

    中居正広が地上波テレビから消える?「女性トラブルで“示談金”9000万円」報道の深刻度

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    巨人元バッテリーコーチがFA甲斐拓也獲得を悲観…「人的補償で未来の大切な戦力を失いかねない」

  1. 6

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7

    『光る君へ』ロスはまだまだ続く…柄本佑 “藤原道長”熱演の余韻で《いずれは大河の主役》の声も

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    中居正広“9000万円トラブル”報道の波紋…解決済みでテレビ出演続行、お咎めなしか?

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由