成田凌「転職の魔王様」不発…乱立する《クセつよエキスパートお仕事ドラマ》の気になる行方

公開日: 更新日:

 成田凌(29)主演のフジテレビ系月10「転職の魔王様」(カンテレ制作)が25日に最終回を迎える。TBS日曜劇場「VIVANT」の“ひとり勝ち”だった今期の夏ドラマの中でも苦戦した「魔王様」は、これまでの10話平均で世帯視聴率は5%台だ。

「カンテレ制作ドラマ枠が火曜9時から月曜10時に移行した2021年10月期以来、“ワースト”となってしまうことはほぼ確定してしまいました。カンテレ制作ドラマを支持するドラマファンは一定数いて、ネット上の評価も悪くはないんですが……今年1月期の『罠の戦争』が全話平均8%台、4月期の『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』が7%台、そして今期が5%台と低落傾向なのも気になります」(テレビ誌ライター)

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「そもそも世帯視聴率で語ることはナンセンス」と前置きしつつ、「でも、成田さん、小芝風花さんという魅力的な組み合わせが生かしきれていなかったような気もしますね」と話す。

 小芝は今年の春ドラマ「波よ聞いてくれ」(テレビ朝日系)でのぶっ飛んだ金髪ヒロインから一変、「魔王様」ではパワハラで広告代理店を退職した悩める“キャリアアドバイザー見習い”を演じた。それを指導するのが、成田演じる凄腕キャリアアドバイザーの“魔王様”だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 2

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  3. 3

    木村拓哉は《SMAPで一番まとも》中居正広の大炎上と年末年始特番での好印象で評価逆転

  4. 4

    中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?

  5. 5

    中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    フジテレビは中居正広で“緊急事態”に…清野菜名“月9”初主演作はNHKのノンフィクション番組が「渡りに船」になりそう

  3. 8

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 9

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース