芸能リポーターが明かす「ピーコさんの人情」…辛口コメントの裏には弱者に対しての深い愛情が

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 敗血症による多臓器不全のため、79歳で亡くなったピーコさんは多才なタレントで、シャンソン歌手でもあった。

 1945年、横浜市生まれ。映画評論家のおすぎ(79)は一卵性双生児の弟で、テレビでは歯に衣着せぬコメンテーターとして人気を集めた。フジテレビ系朝のワイドショー「おはよう!ナイスデイ」もそのひとつ。芸能リポーターの平野早苗さんが言う。

「ピーコさんとは『ナイスデイ』のときからのお付き合いですが、『ヒラメー、ヒラメー』って、いつも私をあだ名で呼びかけてくれました。番組が終わると『あのコメントどうだった?』と聞いてきたりして、辛口の中にも相手を突き放していないかといつも気にされていました」

 おなじ「ナイスデイ」でリポーターの小柳美江さんは「人の気持ちがよく分かる人でしたね。私は本番のVTR中によくファッションチェックされて、おかげで私のファッションセンスが向上したと思ってます」

 仕事仲間とはプライベートでも親しくしていた。

「数人で食事会をした時に、数万円もする高級ワインをごちそうしていただいたりもしました。ご自宅で手料理をごちそうになったとき、コンビーフ入りのカレーがとてもおいしくて、それから私も真似してつくるようになりました」と平野さん。晩年は苦労もしたようだが、こう振り返った。

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