芸能リポーターが明かす「ピーコさんの人情」…辛口コメントの裏には弱者に対しての深い愛情が

公開日: 更新日:

「たしか2016年、地下鉄で偶然お会いした時は『番組の調子はどうなの? 皆は元気? あのネタは面白くないねぇ』などと、気さくにお話しくださって。出演がなくなっても、番組のことを気にかけてくださっていたんです。あれがお会いした最後になるとは……。『またね』と手を振って別れた時の笑顔が、思い出されます」

 ピーコさんは昨年6月から施設暮らしをしていて今年の8月、敗血症のため入院。9月3日に病院で息を引き取っていた。

「ピーコさんには障害があるお姉さまがいらしたのですが、シャンソンコンサートの時に紹介してくださり、とても仲の良いきょうだいでした。辛口コメントで知られていたような、強烈な個性の中には、実は弱者に対しての深い愛情が隠れているということを実感したものです。ピーコさん、もう一度お会いしてお礼が言いたかったです」(平野さん)

 おすぎはピーコさんとは別の高齢者施設に入居中で、身内で執り行われた密葬には参列しなかったそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 ピーコさんの死を、弟・おすぎは認識できていないとの報道がなされている。●関連記事【もっと読む】「おすぎとピーコ」の騒動は他人事じゃない…芸能人を脅かす“老後問題”の深刻…では、認知症を患っているおすぎを含め、芸能人の老後問題について伝えている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…