肥満=悪はウソ? 内臓脂肪を減らし“健康デブ”になる方法

公開日: 更新日:

 身長に応じた“理想体重”より10キロ以上太っていても構わないくらいだとか。
 デブには心強いデータだ。

■背筋と歩幅に注意して歩く

 同じ肥満でも、健康的な肥満とそうでない肥満がある。

「膝などを痛めるほどの体重があったり、睡眠時無呼吸症候群の症状が出ているような肥満、内臓脂肪が基準値以上になっている肥満は注意が必要です」(新見准教授)

 理想的なのは、適度な筋肉を備えた“ジャイアン形マッスルデブ”。逆に健康上のリスクが多いのが、内臓脂肪をため込んだ“ドラえもん形デブ”。こちらは動脈硬化心筋梗塞のリスクが高い。

「内臓脂肪は皮下脂肪よりも、ちょっとした運動ですぐ減らすことができます。そして運動によって筋肉量が増えれば、内臓脂肪を減らしながらマッスルデブに近づく。日常生活の中で、背筋を伸ばして歩幅を広めに速足で歩くだけで十分です」(新見准教授)

 体重を減らすためのウオーキングではないので、気楽にできる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?