真夏の常識は当てはまらず 5月の熱中症はこんなに危険
ところが5月は、真夏と比べて汗を大量にかく機会は少ない。今からスポーツドリンクを常飲していると、塩分や、同じくスポーツドリンクに含まれる糖分の過剰摂取につながり、高血圧や糖尿病の悪化を招く。
また現在は糖尿病でなくても、ペットボトル症候群と呼ばれる急性糖尿病に陥るかもしれない。
「汗をそれほどかいていない状況では、スポーツドリンクより水を飲んだ方がいい」
③気温は高くなくても熱中症
「5月は体がまだ気温や温度の変化に慣れていないため、真夏ほどの暑さでなくても、熱中症を起こしやすい。5月は『前の日との気温の差』に特に注意を払うようにしてください」
気温の急な上昇が予想される日は、熱中症にかかりやすい。個人差があるが、一般的に前日と比べて気温差が5度以上になると、体へかかる負担が大きいといわれる。
先に述べたように「水の飲みすぎ」には気をつけながら、適度な水分補給を心掛けるべき。
④クラブ活動で熱中症