真夏の常識は当てはまらず 5月の熱中症はこんなに危険

公開日: 更新日:

 ところが5月は、真夏と比べて汗を大量にかく機会は少ない。今からスポーツドリンクを常飲していると、塩分や、同じくスポーツドリンクに含まれる糖分の過剰摂取につながり、高血圧糖尿病の悪化を招く。

 また現在は糖尿病でなくても、ペットボトル症候群と呼ばれる急性糖尿病に陥るかもしれない。 

「汗をそれほどかいていない状況では、スポーツドリンクより水を飲んだ方がいい」

③気温は高くなくても熱中症

「5月は体がまだ気温や温度の変化に慣れていないため、真夏ほどの暑さでなくても、熱中症を起こしやすい。5月は『前の日との気温の差』に特に注意を払うようにしてください」

 気温の急な上昇が予想される日は、熱中症にかかりやすい。個人差があるが、一般的に前日と比べて気温差が5度以上になると、体へかかる負担が大きいといわれる。

 先に述べたように「水の飲みすぎ」には気をつけながら、適度な水分補給を心掛けるべき。

④クラブ活動で熱中症

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」