初夏こそ増える「睡眠の悩み」 専門家が対策法を解説

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 春から初夏になると、睡眠に関して2つの相談が増えるという。悩みを解決するためには、睡眠の誤解を正して対策する必要がある。全国で睡眠セミナーを開催している作業療法士の菅原洋平氏に解説してもらった。

①「早朝に目が覚めて、そのまま眠れない」

 とくに中高年からの相談が多いという。

 必要な睡眠時間の長さは、日照時間によって決まる。日照時間の長い夏は睡眠時間が短くなり、日照時間が短い冬は睡眠時間が長くなる。冬が終わり、春から初夏にかけてはどんどん日照時間が長くなってくる。つまり、睡眠時間が短くなるのは自然なことで、長く寝る必要はないのだ。

「しかし、多くの人は『8時間眠らないとダメだ』といった思い込みがあるので、早朝に目覚めても再び寝ようとします。ただ、睡眠時間は足りているから眠れない。結果、焦って睡眠リズムを崩し、不調を招いてしまうのです」

 また、年を取ると睡眠時間が短くなる。基礎代謝が低下して日中のエネルギー消費量も少なくなり、体が必要とする睡眠時間も短くなるのだ。

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