真夏の常識は当てはまらず 5月の熱中症はこんなに危険

公開日: 更新日:

 則岡名誉教授は、「中学1年、高校1年のお子さんを持つ親御さんは、運動クラブの活動時の熱中症対策にも気を配った方がいい」と指摘。

 新しい環境にようやく慣れ、クラブ活動に本腰を入れ始めるのが5月だ。ただ、通学時間やそれに伴う起床時間の変化などで、体は思っている以上にストレスを感じている。加えて、上級生とは体力が大きく異なる。

「それら上級生と同じ練習をすることで、体にかかる負荷が大きくなるのでしょう。初夏に熱中症を起こした新入生の話をよく聞きます」

 則岡名誉教授が、5月ならではの熱中症対策として推すのが牛乳。特に運動後のコップ1杯の牛乳が効果的だという。

「牛乳に含まれるアルブミンという成分の働きで、体内の血液量が増え、体温調節機能の働きが良くなります。5月から始めると、この夏の熱中症のリスクを低くするのに役立つでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”