本気で痩せたいなら…「食品表示」知っておくべき読み方

公開日: 更新日:

 結果、吸収の良い果糖はそのまま中性脂肪のもとになる。消化、分解の過程がいらない分、幸福感が増し、飲み過ぎてしまい、肥満につながり、心臓病や脂肪肝のリスクを高めてしまう恐れがある。

 ちなみに、市販のコーヒーは景品表示法の「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約」により、「コーヒー」「コーヒー飲料」「コーヒー入り清涼飲料」などに大別されている。その差は内用量100グラム当たりの生豆使用量の違いにある。「コーヒー」は5グラム以上、「コーヒー飲料」は2・5グラム以上5グラム未満、「コーヒー入り清涼飲料」は1グラム以上2・5グラム未満を指すという。

 通常、コーヒーショップで出されるコーヒーは、140グラム=140ミリリットルの水に対して10グラム以上程度の生豆を使っているとされる。その意味では、市販のコーヒーは限りなくアメリカンと言えそうだ。

「それでもおいしく感じるのは、コーヒーの香りを香料で、甘味を砂糖などで補っているからです。実際、食品表示を見ると、コーヒーと並んで香料などと書かれているものが少なくありません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾