本気で痩せたいなら…「食品表示」知っておくべき読み方
結果、吸収の良い果糖はそのまま中性脂肪のもとになる。消化、分解の過程がいらない分、幸福感が増し、飲み過ぎてしまい、肥満につながり、心臓病や脂肪肝のリスクを高めてしまう恐れがある。
ちなみに、市販のコーヒーは景品表示法の「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約」により、「コーヒー」「コーヒー飲料」「コーヒー入り清涼飲料」などに大別されている。その差は内用量100グラム当たりの生豆使用量の違いにある。「コーヒー」は5グラム以上、「コーヒー飲料」は2・5グラム以上5グラム未満、「コーヒー入り清涼飲料」は1グラム以上2・5グラム未満を指すという。
通常、コーヒーショップで出されるコーヒーは、140グラム=140ミリリットルの水に対して10グラム以上程度の生豆を使っているとされる。その意味では、市販のコーヒーは限りなくアメリカンと言えそうだ。
「それでもおいしく感じるのは、コーヒーの香りを香料で、甘味を砂糖などで補っているからです。実際、食品表示を見ると、コーヒーと並んで香料などと書かれているものが少なくありません」