画像診断で異常なしでも腰痛が…医師が奨める運動療法とは

公開日: 更新日:

 腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が画像診断で見つかった。手術を勧められたが、自分としてはまだその段階ではないと思う。そんな時も、ドローインとハンドニーを試してみるといい。

「手術をしなくても、痛みが軽減するケースがあります。さらに、手術が必要な場合も、術後は、ドローインやハンドニーを日常的に行うべきです。腰痛は股関節が伸びにくい、体の筋肉をうまく使えていない、体幹の筋肉が弱い、なども関係しています。整形外科の治療で『現在の腰痛の原因』は取り除けても、股関節が伸びにくいなどの状況が変わらなければ、何十年後には再び腰痛に襲われるでしょう」

 鍼灸や整体などは役に立つ? これに関しても、金岡教授は一言。

「一時的に痛みを取るにはいいでしょう。しかし、根本的解決にはなっていない」

 運動療法は必須なのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発