画像診断で異常なしでも腰痛が…医師が奨める運動療法とは
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が画像診断で見つかった。手術を勧められたが、自分としてはまだその段階ではないと思う。そんな時も、ドローインとハンドニーを試してみるといい。
「手術をしなくても、痛みが軽減するケースがあります。さらに、手術が必要な場合も、術後は、ドローインやハンドニーを日常的に行うべきです。腰痛は股関節が伸びにくい、体の筋肉をうまく使えていない、体幹の筋肉が弱い、なども関係しています。整形外科の治療で『現在の腰痛の原因』は取り除けても、股関節が伸びにくいなどの状況が変わらなければ、何十年後には再び腰痛に襲われるでしょう」
鍼灸や整体などは役に立つ? これに関しても、金岡教授は一言。
「一時的に痛みを取るにはいいでしょう。しかし、根本的解決にはなっていない」
運動療法は必須なのだ。