使わないとどんどん衰える…下半身の筋肉量の減少に要注意

公開日: 更新日:

 駅での乗り換え、駅から地上に出ようとするとき、あるいはビル内でのちょっとした移動などの際、階段ではなくエスカレーターやエレベーターを使う機会が増えてはいないだろうか。これは下半身の筋肉が衰えている証拠といえなくもない。

 筋肉にはさまざまな役割がある。体を正常に動かす、体への衝撃の吸収、血管・臓器の保護、熱をつくる、代謝を上げる、免疫力のアップ、ホルモンの産生、水分の保持、血液をスムーズに循環させるなど。

 そう考えると、筋肉の衰えは老化そのものといっていい。特にふくらはぎの筋肉は、「第2の心臓」と呼ばれるほど重要で、心臓から離れたところからスムーズに血液を押し戻す役割を担っている。

 じつは人間の筋肉の70%は下半身に存在する。そして、この筋肉量は使わなければどんどん減少する。日本老年医学会の研究データによれば、20歳時と比較すると、80歳時で男性は約17%、女性は約11%減少。特に下半身の筋肉は、ともに約30%減少するという。さらに下半身の筋肉の衰えは上半身に比べて3倍速いという説もある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  3. 3

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  4. 4

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  5. 5

    【独自】江角マキコが名門校との"ドロ沼訴訟"に勝訴していた!「『江角は悪』の印象操作を感じた」と本人激白

  1. 6

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  2. 7

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 8

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール