簡単に切ってはいけない「盲腸」 食中毒と違って痛みが移動

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梅雨の晴れ間が要注意

 痛ったったた──。突然わき腹が痛くなる盲腸。自身に経験がなくても周りに盲腸を発症、脂汗を流して苦しみ姿を見たり、聞いたりしたことがある人も多いのではないか。日本人の15人に1人が一生のうち一度は経験するというが、昔は盲腸は不要な臓器だから痛みが出れば手術で切るのが当たり前だった。しかし、いまは違う。人の健康にかかわる大事な臓器であることがわかってきたからだ。盲腸とはどんな病気なのか? 「弘邦医院」(東京・葛西)の林雅之院長に聞いた。

「盲腸は本来大腸の一部を指す言葉で、病気の名前ではありません。盲腸とは、小腸と大腸のつなぎめにある袋状の部分を指します。その盲腸から飛び出している5㌢ほどの管が虫垂で、その管が細菌感染などにより痛むのです。ですから盲腸は正式には虫垂炎と言われるのです」

 虫垂は長い間、その役割がわからなかったため、不要な臓器と考えられてきた。進化の過程で機能が失われた瘢痕器官と考えられてきたのだ。ところが最近はその役割がわかってきて、簡単に切除してはいけない臓器だとの見方が広がっているという。

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