その他の病気
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長生きしたけりゃ最後は噛む力(1)歯が20本以下だと死亡率は2.7倍
人生100年時代、最近では「平均寿命」よりも「健康寿命」に関心を持つ人が増えています。日本人の健康寿命(74.1歳)と平均寿命(84.3歳)の差はほぼ10年。この差をできるだけ縮めて、いくつになっても元気で自立した生活を送りたいとい...
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夏に暑さでやられないため今すぐ始めるべきこと…東京五輪出場選手が実践
総務省のデータでは、熱中症による救急搬送者は7月に急増する。最新研究を含む暑さ対策の必須知識を、立命館大学スポーツ健康科学研究科の後藤一成教授に聞いた。 一年の中で最も平均気温が高くなるのが8月だ。しかし救急搬送者数は7月の...
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親の健康保険証、介護保険証、診察券のコピーを手元に置いておく
病気やケガで高齢の親に介護問題が浮上すると子供は病院や役所関連のさまざまな手続きに奔走することになる。それは遠く離れて暮らしているほど大変なのだが、事前に基本的情報を把握しておけば事を進めやすい。 まず推奨したいのは、親の健...
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ここはどこ?私は誰?の状態でした…歌手の松原愛さんもやもや病を振り返る
私が「もやもや病」と診断されたのはおよそ20年前です。今でも難病指定されていますけれど、当時は不治の病といわれて、死んでいてもおかしくないくらいでした。 この病気は内頚動脈という太い脳血管の終末部が細くなって、脳の血液不足が...
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耳掃除には要注意! 耳の中がカビだらけになる「外耳道真菌症」の危険あり
耳掃除が日々の習慣になっている人は少なくない。ただ、こすりすぎて耳の中が傷つくと、カビが繁殖して思わぬトラブルにつながるリスクがある。自治医科大学付属さいたま医療センター耳鼻咽喉・頭頚部外科教授の吉田尚弘氏に聞いた。 ◇ ...
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佐藤弘道さんは下半身麻痺で活動停止…「脊髄梗塞」はどんな病気?
今月13日、“ひろみちお兄さん”の愛称で知られるタレントの佐藤弘道さん(55)が、「脊髄梗塞」によって下半身麻痺となり、活動を休止することが発表された。一体どういう病気なのか? 循環器専門医で東邦大学名誉教授の東丸貴信氏に解説しても...
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過敏性腸症候群でもう悩まない(4)20代女性は食生活の見直しで職場復帰できた
お腹の不調に悩まされる「過敏性腸症候群(IBS)」で不登校や退職に至るケースは少なくない。薬に頼らなくても、生活習慣の改善で下痢の症状が軽減し、職場復帰したケースを紹介する。 都内に住む20代前半の女性は、転職を機に関西の実...
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日本人の6割が保有…しつこい口唇ヘルペスは新たな「PIT療法」で撃退できる
唇の周りに水ぶくれができる「口唇ヘルペス」にかかった経験がある人は少なくないだろう。主な原因となる単純ヘルペスウイルス1型を保有する日本人の割合は約60%といわれている。必ず発症するわけではないが、一度ウイルスが体内に入ると、一生付...
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過敏性腸症候群でもう悩まない(3)30代男性は周囲に打ち明けられた安堵感から腹痛が減少
「過敏性腸症候群(IBS)」の治療は、薬物療法や生活改善が基本になる。治療と並行しながら、自分なりの対応策を見つけ、症状とうまく付き合っている人のケースを紹介する。 某大手企業で働く30代の男性は、繁忙期は帰宅時間が午前3時を...
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糖尿病の人が水虫を放置するとどうなる? 13人に1人が爪白癬
足白癬(水虫)を治療せずに放置すると、足に繁殖した白癬菌が爪に入り込む「爪白癬」を引き起こします。高齢者に多く日本人の7人に1人が足白癬、13人に1人が爪白癬といわれています。爪白癬は爪が白や黄色に濁ったり、分厚くなったり、爪がもろ...
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過敏性腸症候群でもう悩まない(2)薬物療法だけで3カ月で完治できる
慢性的な腹痛や下痢、便秘やガスだまりの症状に悩まされる「過敏性腸症候群(IBS)」。お腹の不調を改善させる治療には、どういった方法があるのか。「おりたメンタルクリニック」院長の織田宗太郎氏に解説してもらった。 「IBSの治療は...
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過敏性腸症候群でもう悩まない(1)下痢や便秘を繰り返し不安障害を併発しやすい
重要な会議の前になると、決まってお腹がゴロゴロしてトイレから出られない……。日本人の10~20%が罹患している「過敏性腸症候群(IBS)」で悩みを抱える人は少なくない。急な便意や重度の便秘の症状で日常生活に支障を来す。「おりたメンタ...
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水分補給はしっかりしていているのに熱中症に…正しい対策は?
水分補給が熱中症対策で重要と知っている一方、「正しい水分補給」ができている人は多くない。暑さに体が慣れていない今、それほどの気温上昇でなくても熱中症を起こす可能性がある。「熱中症からいのちを守る」を出版した横浜市東部病院患者支援セン...
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親の主治医に直接会って子供がチェックすべきこと
持病がある高齢の親が自身の健康状態をいかに把握できているか。今の治療方針はどのようなものなのか。親の主治医に会い、直接確かめる機会を持つことは、超高齢化社会の今、子供がすべきことのひとつだろう。 医学のことなどわからないと躊...
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周りと違っているからこそやれることも多い…後藤仁美さん軟骨無形性症を語る
身長115センチって、だいたい小学1年生と同じなのですが、胴体は大人の女性とほぼ同じで手足が極端に短いという体形をしています。不便なことも多いですが、この体は唯一無二で、周りと違っているからこそやれることも多いと思っています。 ...
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砂糖入り飲料を飲み続けているとうつ病になりやすい?
ストレスの多い現代社会では、うつ病を患う人の数も増加しています。過去に報告された研究によれば、うつ病の発症リスクは、砂糖入り飲料の摂取で上昇する一方、コーヒーや緑茶の摂取では低下する可能性が示されていました。 しかし、コーヒ...
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大量のフケが出る人は「粃糠性脱毛症」で薄毛が進むリスクあり
頭がかゆくて掻きむしったら服に大量のフケが……。洗髪すれば治まるだろうと軽く考えている人も少なくない。しかし、細かく乾燥したフケが大量に出る場合には、頭全体の薄毛につながるリスクが高い。「クレアージュ東京エイジングケアクリニック」院...
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足白癬=水虫の正しい薬の塗り方は? 放置すると全身に広がる
日本人の5人に1人が悩みを抱えているのが「水虫(足白癬)」です。カビ(真菌)の一種である白癬菌が、足の皮膚の角質層に感染して発症します。主な感染経路は、脱衣所の足ふきマットやプールサイドをはじめ、近年はヨガ教室やスポーツジムなど、裸...
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「自覚なし」の6人に1人は水虫あり…16年ぶりの大規模調査で判明
水虫だが、それを自覚していない人がどれだけいるか? 足白癬・爪白癬の潜在患者率を調べる大規模な疫学調査が、16年ぶりに行われ、4月の日本臨床皮膚科医会総会・臨床学術大会で第一報が発表された。調査を主導した「神奈川はた皮膚科クリニック...
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風邪を早く治すには「薬」よりも貝に豊富な「亜鉛」がいい?
風邪症状はとても一般的な体調不良ですが、その原因は特定できないことがほとんどです。総合感冒薬と言われるものが販売され、医療機関でも処方されることがありますが、鼻水や熱、痛みなどの症状を一時的に緩和する効果しかなく、風邪自体を予防した...
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「歯ぎしり」は歯周病を悪化させ全身の健康を害する危険あり
十分に睡眠をとっていても疲れがとれない、しっかり歯の手入れをしているのに歯が痛い……。そんな人は寝ている間に「歯ぎしり」をしている可能性がある。そのまま放置していると、歯周病が悪化する危険もある。斉藤歯科医院の根岸亮三氏に聞いた。 ...
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寝起きの頭痛が続いたら…「脳腫瘍」のサインかもしれない 年間2万人が発症
日本人の4人に1人は頭痛を抱えている。中でも、一日中、頭全体が痛い、痛み止めを飲んでも改善しない場合には注意したほうがいい。「脳腫瘍」のサインかもしれない。「くどうちあき脳神経外科クリニック」院長の工藤千秋氏に聞いた。 ◇...
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「ギャンブル依存症」体験記(3)消費者金融に手を出し13社から借りていた
でも、実生活に戻ってみると、麻雀で失ったお金がボディーブローのように効いてきました。 借金をしてまで麻雀をやるようになったのは、30代後半。麻雀を始めて5年が過ぎていました。気がつくと1000点200円のレートの店に出入りす...
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「ギャンブル依存症」体験記(2)見知らぬ人と麻雀を打つようになったのが入り口だった
私が依存症に陥ったのは「麻雀」です。麻雀は機械次第のパチンコや、馬頼みの競馬とは異なり、自分のその瞬間、瞬間の判断が結果につながるという点が、私の性に合っていました。 私は地元の茨城の高校を卒業後、上京し、さまざまな職業を経...
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かゆくてたまらない…「結節性痒疹」の新薬が70年ぶりに登場
非常に強いかゆみを伴う皮膚の病気、結節性痒疹(けっせつせいようしん)。昨年6月、70年ぶりに新たな薬が保険適用となり、今年3月にも別の薬が承認された。そもそも結節性痒疹とは、どんな病気? 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚病態学の...
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歩くのがつらく眠れない夜も…河西健司さん脊柱管狭窄症との苦闘を語る
40歳で痛風を発症したとき、腰部脊柱管狭窄症でもあることがわかりました。痛風といっても、よく言われるように足の指ではなく右膝に激痛があったので、最初は痛風とはわからず、背骨や腰も痛かったものですから、全身のMRIを撮ってもらったので...
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大きくなっても続くおねしょ…子供の自尊心を傷つける前に治療を
今日6月3日から始まっているのが「世界夜尿症ウイーク」。おねしょ(夜尿症)に関する啓発活動が世界各国で行われる。「おねしょって病気なの?」と思った人もいるだろう。夜尿症は、状況によっては治療が必要で、かつ治せる病気だ。 ◇...
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「ギャンブル依存症」体験記(1)世間にウソの顔を見せながら“やっちゃいけないこと”に手を出して…
ドジャース・大谷翔平(29)の専属通訳だった水原一平被告(39)が違法賭博に手を染め、それによって膨らんだ借金返済のために大谷の口座から巨額のお金をだましとっていた事件の騒動はいまだに続いている。水原被告は「ギャンブル依存症だ」と告...
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「巻き爪」になりやすい靴のタイプはあるのでしょうか?
日本人の10人に1人が悩んでいるとされるのが「巻き爪」です。爪の両側または片側が内側に巻いた状態で、ほとんどが足の親指に生じます。 本来、爪は内側に丸まりやすい性質で、歩いているときや立っているときに地面から圧力がかかって丸...
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わきの下やお尻に繰り返し…こんな「おでき」はすぐ病院へ
おできで痛みがあるなら、速やかに皮膚科を受診した方がいい。こじらせると治療をしても元の状態には戻らない、不可逆性の変化が生じるものもある。ひどい場合は、手術となり、その後も再発を繰り返す。 ◇ ◇ ◇ おできの...