虫歯でもないのに歯が損傷…新たに注目の「トゥースウエア」にご用心

公開日: 更新日:

■歯はどの部分から磨いた方がいい?

 上の右奥歯の表側から磨き始め、その後、裏側を同じように磨いたら下の右奥歯表側へ……。人によって磨く順番の癖があるだろう。

「全ての歯を念入りに磨けていればいいですが、歯磨きは最後の方になると、集中力が途切れて磨き残しが多くなりがち。磨く順番を時々変えてみたり、市販の染め出し液を用いて磨き残しが多い箇所を調べ、そこから磨き始めるようにした方がいい」

■歯の2大疾患は虫歯と歯周病

 最近は、虫歯と歯周病にトゥースウエアが加わった3大疾患が注目を集めている。

 トゥースウエアとは虫歯でもないのに歯が損傷することで、歯のすり減り、摩耗、酸性の食品で歯が溶ける酸蝕などがある。

「歯の噛み合わせや歯ぎしり、歯の噛みしめ癖、歯の磨き方など、歯科医師と話し合いながら原因を突き止め、それぞれの対策を講じなくてはなりません。自分でできる対策としては、酢や酢の入ったドリンク、炭酸飲料、柑橘類、ビタミンドリンクなどは酸性で歯が溶けやすくなるので、日常的に飲まないようにすることです」

 いつまでも自分の歯で料理を食べられるように歯の正しいケアを。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"