【ウナギ】筋肉と骨を強化する「強筋骨」食材で腰痛をケア
年を重ねると、腰痛に悩まされるケースが多くなります。加齢で脊椎の変形や椎間板の変性、骨強度が低下し、これらに伴う姿勢の変化による筋肉の疲労などが要因となり、腰の痛みが引き起こされます。
腰痛で外出がおっくうになったり、日常生活であまり体を動かさない生活が続くと、いよいよ筋肉が衰えます。いつまでもアクティブな日々を送るためにも、食事を見直して対策を心掛けましょう。
腰痛は中医学で「腎」と呼ばれる臓器と関わりが深いとされ、「腰は腎の府(容器)」ともいわれています。腎は老化をつかさどり、骨や髄とも関わる臓器です。そのため腎が弱ると、腰痛、腰が重だるい、足腰に力が入らない、骨が折れやすくなるといった症状が加速します。腰痛対策には腎の働きを高める食材は欠かせないのです。
また、併せて筋肉をつかさどる臓器「肝」の働きを強化すると、より効果的です。
おすすめの食材はウナギ。腎と肝の働きをダブルで補う作用があるのです。その効能は中医学用語で「強筋骨」。筋肉と骨を強化する足腰にうれしいパワフルフィッシュなのです。また、関節痛の改善にも役立ちます。