【ウナギ】筋肉と骨を強化する「強筋骨」食材で腰痛をケア
ウナギは人間のエネルギー源である「気」、栄養分である「血」を補う効能もあり、免疫力を高め、滋養強壮にも威力を発揮します。また、疲れ目、視力低下、めまい、手足のしびれ、精力減退にもよく、土用の丑の日だけではなく通年、取り入れていただきたい食材です。
ウナギというと、「高い」「うな丼以外の食べ方が思いつかない」というイメージがありますが、かば焼きを刻むと、いろいろな使い方ができます。ご飯に混ぜたり、野菜と組み合わせてサラダにしたり、炒めたりすれば、家計にやさしく、パワーアップが実現します。中華やトマト味にアレンジしてもおいしくいただけます。
腰痛改善のためにウナギと組み合わせるとよいのが、ナガイモ、オクラ、ナメコです。ぬるぬる、ねばねばした食材は弱った腎の働きを立て直し、腰の痛みを和らげるのに役立ちます。そのほか、同じく腎を補う作用があるニラ、ブロッコリー、黒キクラゲと一緒に調理するのもおすすめです。
ウナギ高齢薬膳レシピ
オクラウナとろ
筋肉と骨を強化するウナギに、ぬるねば食材のナガイモとオクラを組み合わせたレシピ。とろろとオクラの口当たりがよく、食が進む。ご飯の上にのせて丼風にするのもおすすめ。