「大人の麻疹」に気をつけろ 重症化や合併症のリスクが高い

公開日: 更新日:

 追加接種は保険適応外なので自費になる。目安は、麻疹単独ワクチンは6000円前後、MR(麻疹・風疹混合)ワクチンは1万円前後だ。

「また、妊娠中に麻疹に感染すると、流産や早産だけでなく、肺炎を引き起こし重症化しやすい。妊娠中はワクチンの接種ができないので、2回接種していない人は妊活前にパートナーと共にワクチンを打っておく必要があります。麻疹と間違われやすい風疹は、妊婦が感染すると先天性風疹症候群を引き起こす危険性があります。風疹予防を目的に自治体によっては無料でMRワクチンを受けられる地域もある。制度を利用すると、費用を抑えて接種できます」

 今後の感染拡大に備えて、早期にワクチンを打っておきたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…