絶対に熱中症にならないために…こまめな水分補給にプラスしたい「3つのポイント」
「高齢者では、日常でも熱中症を起こすリスクがある。一方、健康な人の場合、日常の場面ではあまり熱中症を起こさず、非日常、つまりなんらかのイベント時に熱中症を起こす。油断している分、重篤化しやすい面もある。この暑さの中、非日常を楽しむなら、十分過ぎるほど対策を講じるべきです」
こまめな水分摂取は基本。ちなみに“こまめな”というのは、「日常」では最低でも1時間に1回、「非日常」では10分に1回くらいを目安にする。
基本を押さえた上で、次の点を実践したい。
まず、非日常に向けて、①日常では食事を3食取り、睡眠時間を十分に確保し、規則正しい生活を心がける。
「食事から取れる水分量はかなりのもの。睡眠は体温コントロールの機能を正常に保つ上で大切です。そして、日常の中に自分の体の調子をチェックするバロメーターを見つけておくといい。私の場合は食欲がそうで、食欲が落ちると体が弱っており、熱中症になりやすい状態。そういう時は、予定している“非日常”を見送ることもあります」