業界の要望書提出に「たばこ税は罰金」と言い放った“嫌煙”知事 禁煙化政策を進める秋田県の実情
「県内の葉たばこ農家、耕作面積は高齢化や後継者難などでかつての半分になっています。こうした厳しい現状を分かっていただき、農家のモチベーション維持のためにも、バランスの取れた実効性のある分煙政策に取り組んでほしいと思います」(秋田県たばこ耕作組合関係者)
秋田県では昨年4月1日に「秋田県多様性に満ちた社会づくり基本条例」が施行された。第1条には「全ての県民が、個性を尊重し合いながら、多様な文化及び価値観を受け入れ……」と明記されている。知事や行政には、分煙の価値観も受け入れていただきたいものである。