年末年始の親戚の集まり、結婚、子供…嫌な話題から角を立てず逃れる方法
今年も忘年会シーズンが到来した。同僚や取引先との年末の挨拶、久々に顔を合わせる親戚の集まりを億劫に感じる人も多いかもしれないが、そんな集まりの場で気の利いた一言が話せたら一目置かれるだろう。そこで、新刊『すぐ使える!おもしろい人の「ちょい足し」トーク&雑談術 お笑い芸人・話し方講師の二刀流が教える 56の絶対ウケる法則』(日本実業出版社)の著者で、元「ザ・ニュースペーパー」のメンバーでお笑い芸人・話し方講師の桑山元さんに、シチュエーション別にその場を乗り切れる会話のコツを聞いた。
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◆(悩み2)年末年始に親戚の集まりに参加。独身者は結婚、新婚夫婦は子供、子持ちの夫婦には進学先などの詮索など……触れられたくない話題で角を立てずに終わらせる方法は?
いるいる、親戚が集まると何故かピンポイントで「言いたくないこと」を聞いてくる人。何故こんなところでジャーナリスト魂を発揮しようとするのか理解に苦しみますよね。だからといって答えないと雰囲気が悪くなるから答えないわけにもいかない。
そんな時に役立つのが連想ゲーム。え? 連想ゲーム?? って思いますよね。たとえば結婚のことについて聞かれたら、「結婚といえば?」と自分の頭の中で連想ゲームをします。3つくらい候補をあげて、その中から相手が一番好きそうな話題を選ぶのです。
たとえば芸能人の結婚の話でもいいし、離婚の話でもいいでしょう。
子どもの進路について聞かれたら、同じように「進路といえば……」と連想ゲーム。大谷翔平選手のドジャーズ入りという進路の話にすり替えてもいいでしょうし、一足飛びに就職事情や役職定年の話に持っていってもいいでしょう。