維持か改築か…揺れる「葛西臨海水族園」裏側に潜入<後編>
名建築のサステナビリティへの挑戦は義務

前編で生物の内臓と同じと表現したように、水族館の裏側はまさに魚たちの生命維持装置である。だから、一般の工場のメンテナンスや自動車整備のように、いったん装置を止めて不具合箇所や更新箇所を触るというわけにはいかない。常時稼働させながら補修更新するという意味では、駅の改修工事に近い施…
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