北海道の老ハンターが「ジジイを舐めるな!」 そういいたくもなるよなぁとあたしも思う
それはそういいたくもなるよなぁとあたしも思う。
あたしは南魚沼の猟友会の方々に誘われ、熊鍋を振舞われたことがある。想像していたものとは違って、とても美味しかった。おかわりすると猟師のおジイたちは、嬉しそうに、
「美味しくするにはコツがあるんだよ。大蒜とか生姜とかで臭みを消してね」
などと教えてくれた。そして、酒を飲むうちに彼らは悩みを語り出した。
後継者がいないのである。
銃を扱い動物を殺す仕事に偏見を持つ人がいる。だから、射撃訓練所などを作ろうにも、反対が起きてしまう。後継者を作ろうにも作れない。
地元では小学校のグラウンドにまで熊が出ている。ハンターは誰かがやらなきゃいけない大切な仕事だ。あたしはもっと彼らの仕事に敬意が払われていいと思う。それがあったら北海道の問題も起きなかった。