「電流マッチ」ターザン後藤 下町スナック「FMW」で活動中

公開日: 更新日:

 90年代、過激なファイトでプロレスファンから熱い支持を受けたFMW。そこで大仁田厚と「ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ」を戦ったのがターザン後藤さんだ。この試合は今も語り草になっているが、後藤さん、今どうしているのか。

 会ったのは東京スカイツリーでにぎわう東京の下町、墨田区京島にあるスナック「スーパーFMW茜」。“鬼神”と呼ばれたのがウソのような優しい目をしている。

「おかげで凄みが足りないって言われることがあるけどね。オレにはプロレスの師匠が2人いるんだ。ひとりはジャイアント馬場さん。馬場さんはレスラーはいくつもの顔を持ってないといけないと言ってた。もうひとりは“アラビアの怪人”ザ・シークで、彼は“24時間、自分はシークでいなきゃダメだ”が口グセだった。オレもどんな時でもプロレスラーとしての誇りを背負って生きてるよ」

 10年に12人が所属する「スーパーFMW」なるプロレス団体を旗揚げ。墨田区周辺を拠点に活動している。

「ウチはプロレスが好きで好きでしょうがない、プロレスがなければ生きていく価値がないって人間の集まりなんだ。下町にこだわるのは下町が大好きだから。オレが墨田区八広に住み始めて7年。仲間に入れさせてもらってるよ。街を歩くと、後藤さ~んって声をかけられるし、興行にはいっぱい応援に来てくれる。下町からプロレスのトップを目指したいね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  2. 2

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  3. 3

    元フジテレビ長谷川豊氏“危機管理のプロ”が古巣告発は禁じ手? 大反響の動画チャンネル行脚の裏事情

  4. 4

    2人の殿堂入りは確実…大谷翔平&イチロー「軌跡」にこれだけの酷似点

  5. 5

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  1. 6

    26億円投入のお台場巨大噴水事業が「フジ日枝案件」と露見…小池都知事による激怒と錯乱と珍答弁

  2. 7

    “かつての名門”武蔵の長期低落の深刻度…学習塾「鉄緑会」の指定校から外れたことも逆風に

  3. 8

    実にゆったりと楽そうに歌っている感じがする

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    岩井姉妹らツアールーキーたちを狙い撃ち? まるで嫌がらせ…米女子ゴルフの「厳しい洗礼」はトラウマ級