広島マエケンのメジャー移籍に影落とす「嫁姑不仲説」
■総工費16億円の室内練習場
頭を抱えているのはマエケンだけじゃない。球団も“捕らぬたぬきの皮算用”になる可能性がある。
すでに、広島は本拠地・マツダスタジアムの隣接地にこの4月から室内練習場を建設。11月から本格オープンする予定だ。
「広島は屋外球場を本拠地としながら、本格的な屋内練習施設がない球団だった。鉄骨3階建てでブルペンは4つ。総工費は約16億円といわれている。マエケンの入札制度によるメジャー挑戦で最大20億円のカネが入れば十分にペイできるが、マエケンの入札金が期待できないとなれば、赤字を抱えない優良企業ながら、その分の負担は重くのしかかってしまう」(マスコミ関係者)
もろもろの不安を取っ払う方法は、前田が一日も早くマウンドに復帰し、快投を続けること以外にない。