「球団に多くの金銭が入ればベスト」マエケン発言に喝采の声

公開日: 更新日:

「球団に(ポスティングシステムでの移籍を)容認してもらえればありがたい。個人的には(自分の入札で)球団にできるだけ多くの金銭が入ればベストだと思うんですけど」
 広島前田健太(25)が、こんなコメントを発しているため、ナインや球団関係者、地元企業から喝采を浴びているという。

 広島の球団経営は独立採算性だ。他の多くの球団のように、親会社から広告宣伝費という名目で年間数十億円の支援があるわけではない。選手の年俸だけでなく、フロント幹部、球団スタッフの給料や経費まで徹底的に切り詰めるのは有名な話だ。前田はそんな球団経営を目の当たりにしている。そのうえでの冒頭発言だから、ナイン、球団関係者は一丸になって、「俺たちを助ける意味でもメジャーへ行ってくれ」とエースを送り出す構え。球団トップの松田オーナーですら「マエケン発言」には感激したともいわれる。

 地元企業も前田の男気に惚れ、すでに来オフのメジャー移籍を前提に、広告を含めサポートする動きも出始めているという。まだ移籍が決まったわけでもないのに「祝賀ムード」は高まるばかりなのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も