2戦連続で自滅の日ハム大谷 投手コーチと捕手はどう見た?
日本ハムの大谷翔平(20)がまた「自滅」した。
11日のDeNAとのオープン戦に先発。初回から2四球を与えるなど四回までに要した球数は実に99球。4回を6安打5失点、4四球という散々な内容で降板した。
「思った通りに投げられなかった。自分がこう投げたいと思っているところに投げられていない。技術的な問題? そうですね」とは降板後の本人だ。
去る3日の巨人戦は4回を4安打4失点、6四球。これで2試合続けて、結果はメロメロだ。オープン戦とはいえ、27日の開幕に向け不安にもなってくるが、さる球団関係者は、「みなさんが思っているほど悪くないと思います。本人はこの時期でもまだいろいろなことを試している段階ですから」と話す。
厚沢投手コーチの説明はこうだ。
「昨年の5月から2カ月半ぐらいは(1試合通して)ずっと同じフォームで投げていた。でも、疲労から(シーズン後半にフォームが)崩れた。先発は同じフォームで100球ぐらい投げないといけない。フォームにバラツキがあるわけです」