下位打線“降格”で奮起 広島2年目・田中広輔を徹底解剖

公開日: 更新日:

 堀井監督は「関東生まれ関東育ち。巨人への憧れはあったでしょう。でも社会人2年目にある程度自信を持てたことで、どこのチームでもプロで戦いたいと考えが変わったみたいですね。私が言ったのは『縁があったチームに行きなさい』ということ。広島は若い選手を我慢強く使ってもらえる。良かったと思いますよ」とエールを送る。

■料理男子

 中学時代、毎朝5人兄弟全員の弁当を作っていたこともあるという「料理男子」。得意料理はオムライス。

■まっすぐ

 東海大相模で1学年先輩の元巨人・田中大二郎氏(現・巨人球団職員)が証言する。

「入学早々、広輔が『ボクもプロに行きたいんです!』と言ってきたのを覚えています。まっすぐなヤツだなというのが第一印象。ボクらの代でも2年生でレギュラー。一緒に春の甲子園に行きました。肝心の3年生の時にあまり活躍できずに東海大へ。そこから連絡が途絶えた。ボクが巨人の二軍にいるころ、JR東日本と対戦したプロ・アマ交流戦で久しぶりに再会。『おまえ、何で連絡してこねえんだ!』と広輔に言ったら、『ずっと相談したかったけど、大二郎さんは巨人の選手だし、連絡しづらかった。ボクもプロに入ったら連絡しようと思っていた』って。おまえ、まっすぐなヤツだなって笑いましたね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  4. 4

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"

  5. 5

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  1. 6

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  2. 7

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の不倫スキャンダルをスルーするテレビ局の身勝手…ジャニーズの時の反省は?