風呂上りに股間を押さえて狼狽していたらガハハと大きな笑い声
うわ!
思わず、声にならない悲鳴が出ました。
ある日の試合終了後。風呂を出て、自分のロッカーに畳んで置いてあったパンツをはいた瞬間です。急に熱くなった自分の股間に驚いて、風呂場に逆戻り。訳が分からぬまま、とにかく洗い流そうとシャワーをかけたらまた、
うわ!!
ビリビリしてどうにもなりません。えらいことになったと思いました。心当たりはまったくないものの、なにやらおかしな病気にかかったんじゃないか、とアタフタです。
直後、遠くからガハハハと大きな笑い声。見れば、狼狽する僕を見て清原和博さんが手を叩いて喜んでいます。
なんてことはない、僕が風呂に入っている隙に、サロメチールをたっぷりとパンツに塗りつけられていたのです。
しょっちゅう餌食になった僕はたまったもんじゃありませんでしたが、清原さんのお遊びに他の選手は大爆笑。同じイタズラを仕掛けられたある選手は、自宅へ帰る途中に熱くて痛くなった自分の股間に仰天。路肩に車を止めてズボンを脱いだら、運悪く巡回中の警察官に出くわし、職務質問を受けて大恥をかいたなんて“事件”もありました。後日談を聞き、これにも選手は大笑い。清原さんはムードメーカーでもあったのです。