ヘッドスピードがでているのに飛ばない人は進入角度に大きな問題あり
対して、男性アマの場合、ヘッドスピードの割に飛ばない人ほど、ヘッドの進入角度がダウンブロー。ドライバーでも打ち込む軌道になっており、これが原因でインパクトのエネルギー効率が下がり、ボール初速が上がっていない。
同じヘッドスピードでも、ダウンブローに打つとスピンロフトが増え、ボール初速が上がりづらくなる。対して、アッパーブローに打つとスピンロフトが減り、ボール初速が上がりやすくなる。例えば、3度ダウン軌道で打てばスピンロフトが3度増え、3度アッパー軌道で打てばスピンロフトが3度減るのだ。
スピンロフトの概念は、まだまだ日本で定着していないが、スピンロフトは飛距離アップに欠かせない要素である。これから出る新製品の中には、スピンロフトをアピールするドライバーが登場してくるかも知れない。