クラブがゴルファーのスイングを変える時代に突入
デジカメやパソコン同様、ゴルフクラブもモデルチェンジのサイクルが非常に短い。1年、もしくは2年ごとに新製品が出るのが当たり前になっている。そして、モデルチェンジごとに、クラブメーカーは「さらなる飛距離アップ」を大々的にアピールしている。
では、今どきのクラブはどんなふうに「飛び」を進化させているのか?
ルールで高反発が規制されているので、多くのモデルはスピンを減らして飛距離アップを狙っている。そして、ミスヒット時の飛距離ロスを抑えようと努力しているが、ここにきて新たな提案をするメーカーが出てきた。
15年間、日本国内でもっとも売れたゴルフクラブ、ゼクシオはモデルチェンジでゴルファーのスイングに影響を与えるドライバーを登場させてきたのである。
9代目となるゼクシオのキャッチフレーズは、「クラブがあなたのヘッド軌道を変える」。
アマチュアが飛ばない原因は、ダウンスイング前半で手首のコックがほどけることにある。それをクラブで解消し、ダウンスイング前半で手首のコックをキープ(保持)することで、ヘッドスピードを上げ、飛距離アップを狙っているのだ。